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『コンフィデンスマンJP』、映画化も嘘?疑心暗鬼に陥る視聴者続出!

出典:フジテレビ ドラマ『コンフィデンスマンJP』公式サイト

今月11日、今季のフジテレビ系の月9連続ドラマ『コンフィデンスマンJP』の最終回が放送された。

同ドラマは、”欲望”や”金”をテーマに、平凡で善良に見える3人の”信用詐欺師”たちが、奇想天外なプランを練って、欲望にまみれた人から大金をだまし取る様子を描いたドラマ。

また、同ドラマは、漫画や小説といった原作がないオリジナルの作品であり、公式サイトでは「痛快エンターテインメントコメディー作品」と、紹介されている。

”信用詐欺師”のリーダー的な存在で、変幻自在な変装(コスプレ)で、ターゲットの懐に入り込むことを得意とする”ダー子”を長澤まさみ(31)が、小心者で少し頼りない”ボクちゃん”を東出昌大(30)が、百戦錬磨のベテラン詐欺師を小日向文世(64)が演じた。

そして、3人が大金をだまし取るために立ち向かう相手は、毎回ゲスト俳優を迎えるというスタイルが採用されていて、江口洋介(50)、かたせ梨乃(61)、佐野四郎(63)らがターゲットを演じた。

これまでの放送で、様々な方法で大金をだまし取ることに成功してきた3人の”信用詐欺師”たちの活躍も、遂に最終回。

連続ドラマ『コンフィデンスマンJP』の最終回に、ネットにはどのような声が寄せられたのだろうか。

もっと見ていたい?終わってしまうのが淋しい?

ネット掲示板ガールズちゃんねるには、気になるドラマがあると、ドラマを見ながらリアルタイムで感想シェアする”実況トピック”が立つことがある。

この日も『コンフィデンスマンJP』の最終回を見守る人が集まり、ドラマの終わりを惜しむコメントを寄せていた。

「今夜最終回か……淋しいな」

「あっという間のワンクールだったなぁ。もっと見ていたい!」

「ダー子、ボクちゃん、リチャード、そして五十嵐!みんな大好き!最終回さみしー」

実はこのドラマ、キャストが発表された段階では、主演を演じる長澤に同情するようなコメントが集まっていた。

「お気の毒」

「断れなかったんだね、月9。今出る人はかわいそう」

「長澤まさみが生贄に……」

かつて、フジテレビの”月9”と言えば、トレンドを発信するような華やかな存在であったが、いつの頃からか、月9だからといってドラマがヒットするとは限らず、月9に出演すること自体が、貧乏くじを引かされたように言われることも増えてきた。

長澤が月9の主演を任されたことは「お気の毒」とまで言われていたのに、視聴者からここまで「終わるのが淋しい」という感想を引き出せたことは、制作サイドにとっても、ドラマのキャストらにとっても嬉しいことだろう。

時系列が曖昧にされてる?映画化を発表したことも嘘?

ドラマの最終回を見守る中で、視聴者が”疑い深くなる”という現象が起こっていた。

「映画も実は嘘なのかな?普通、映画化の予告って最終回だよね?」

「このドラマの時系列がはっきりしない。年号もわざと出さないのかな?」

「毎回2018年で、同時進行で詐欺が進んでた……とは考えにくいか」

「実はこのドラマ自体が全部何かの劇中劇ってことはないよね?」

同ドラマでは、”何年前”や”何年後”、”何回目”というように、時間を示すようなワードが散りばめられているのだが、時間が戻ったり唐突に進んだりと、時系列が曖昧にされていた。

そのため、時間軸に翻弄される部分があり、また、メインに据えられているキャストが”詐欺師”なことから、ドラマ内で起こること全てに”もしかして、これも嘘?”と、視聴者が混乱して疑心暗鬼に陥ってしまったようだ。

さらに、ドラマの公式サイトのトップページに「映画化決定!!」と告知されていることすら疑わしく感じてしまったようで「映画化するということも嘘ではないか?」というコメントまである。

視聴者がすっかり疑い深くなっている現象は、”詐欺”をテーマにしたドラマにとって、最高の誉ではないだろうか。

制作サイドが”映画化を疑っている人が多数いる”ということに気づき、”実は映画化しない”という嘘ではなく、なにかサプライズを用意するような動きがあれば、かなり盛り上がることになりそうだ。

鳥井ハニ(とりいはに)

フリーライター/「旬でなければネタじゃない」をモットーに、芸能ニュースを中心に執筆。世の中の関心事をすべて拾い尽くすことを自分に誓い、ワイドショーやバラエティー、ドラマのチェックは365日欠かさない。

編集部
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女性の生活スタイルやキャリア、社会的課題における有益な情報を提供したい。

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