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香川大・三原教授、セクハラツイートで大炎上「アカウント乗っ取られたレベル」の声

香川大学の教授、三原麗珠氏のツイッターが物議を醸している。

「#metoo」運動の活発化により、より多く取り上げられるようになったセクハラ問題。

最近でも、文芸評論家としても知られていた早稲田大学文学学術院の渡部直己氏が元大学院生の女性にセクハラ・パワハラをしていたとして、女性側が早大に被害を申し立てしていたことでも話題に。

そんな中、その風潮の真逆を行くような三原氏のツイッターでの言動に呆れ声も多く集まっている。

「こんな人が教育者?」香川大学に失望する声も多数

立場のある男性が、自分より立場が弱い女性に対し多く行われるケースが多い、セクハラ。

セクハラに関する問題意識が変わってきたいま、改めて注目されたのが、三原氏が今年4月にツイートした投稿の数々。

三原氏は今年4月、自身のツイッターでセクハラ問題について、「タイムラインに深刻なセクハラの話題が増えてくると,『僕の趣味はセクハラです.気持ちいいじゃないですか』とか言いたくなってくる.笑」とツイート。

さらに「僕も女好き……かどうかよく分からないけど,かわいい子は好きなので,各者こぞってオフィスに来てくれたら脚くらい舐めよう」などと自身の願望もつづり、女性への一方的な願望をあらわに。

セクハラへの好意的な姿勢を明らかにしていた。

その後、三原氏は「ちなみに僕はセクハラはしたくないんだが女の子の肌を触るのは好き」とツイート。

告発されたことはないようだが、女性へ接触していることは認めていた。

また、三原氏は2014年にも「英語の発音教えてもらいたい香川大学 女子学生は僕に連絡を.口の中に指入れて唇とか舌の位置とか指導してあげようじゃないの.いや,場合によってはディープキスしながらやらないと不十分かも.舌の位置を正すためとか,単にキスしたくなって意味なくやるとか.笑」などとも投稿。

以前からセクハラとも取られかねないツイートを行っていたようだ。

この一連のツイートに対し、ガールズちゃんねるには次のような声が集まっている。

「なんでこれが許されると思ってツイッターに載せちゃうの?感覚ずれてるの?」

「アカウント乗っ取られたの?と思うレベル。こんなのが先生なんて」

「先生がこんな気持ちで女学生見てると思うだけで気持ち悪い…」

「とても正気だとは思えない。こんな人が本当に大学で教えてんの?」

「こんな人間が教育者だなんて腹立たしい。わいせつ罪や強要罪、さまざまな罪に該当する可能性はあるはず。もし教授という強い立場で学生にセクハラしているなら問題だし香川大学の説明がほしい」

また、中には香川大学に実際に通っている女性の書き込みもあり、自分もいつかセクハラ被害者になってしまうのではないかと不安の声も書き込まれていた。

「セクハラは人権問題」厳しい批判の声殺到

一方、三原氏は自身のセクハラ発言に批判の声が集まると、「けしからんものと受け取られようと構わない.僕はただ内心の自由は絶対に守りたいし,表現の自由もよほどのことでは手放したくないだけさ」と弁明。

セクハラに関する自身の数々の発言を“表現の自由”だとしていた。

このツイートに関しても呆れ声や批判も多く集まっている。

「内心や表現の自由を守るためなら、他者の人権を蹂躙してもいいし相手を不快な気持ちにしても構わないと? そうなら最低な人格だとしか言いようがない。セクハラは人権問題だって認識しなよ」

「そんな自由が認められるならセクハラだらけになるじゃん…」

「表現の自由とか言ってますが、これを女子学生が読んだら気持ち悪がるというのは容易に想像できるはず。自分の立場を分かっていない」

大学教授から女子学生へのセクハラは、立場を利用したもっとも悪質なセクハラ行為のひとつ。

果たして三原氏が自身のセクハラへの甘い認識を正すことはできるのだろうか。

 

福田綾子(ふくだあやこ)

フリーのウェブライターで主にエンタメ記事を手掛ける。映画、小説、ドラマ問わずさまざまなジャンルに精通。ネットサーフィンで情報を収集して旬の話題を見つけ、読者の目線に立った記事を執筆する。

編集部
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女性の生活スタイルやキャリア、社会的課題における有益な情報を提供したい。

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