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羽生結弦選手、国民栄誉賞受賞に祝福の声殺到も気になることって?

出典:首相官邸 公式Twitter@kantei

今月2日、平昌オリンピックのフィギュアスケート男子で連覇を達成した羽生結弦選手(23)が、総理大臣官邸で行われた国民栄誉賞授与式に出席して、安倍晋三首相(63)から表彰状や盾を受け取った。

授与式の様子を伝える「スポニチAnnex」の記事によると、羽生選手は、授与式に人間国宝で染織家の甲田綏郎氏から贈られた”仙台平(せんだいだいら)”の紋付き袴姿で登場。

国民栄誉賞とともに贈られる記念品を、羽生選手は、「みなさまを代表して、という気持ちがすごくあり、僕個人の気持ちはあまり出したくない」という理由で辞退したそう。

また、安倍首相から袴姿を褒められた羽生選手は、「本当はもっともっと伝統ある所作をしないといけないかなとも思ったんですが、自分はスケーターなので、自分らしさも出せればと思いました」と、答えたらしい。

そして、今後については「試合にいくつか出て、準備を整えて、達成したいこと、達成したい技がいろいろありますので、そちらを優先して身体を整えて精進したい」と、コメントしたとのこと。

受賞後に羽生選手は、集まった報道陣にむけて、「自分だけでとれるものではない。環境にも恵まれてもらえた賞。これからも、この賞と期待に恥じないように頑張っていきたい」と語ったそうだ。

羽生選手が国民栄誉賞を受賞したことについて、ネットにはどのような声が寄せられたのだろうか。

おめでとうございます!記念品を辞退したのも、羽生選手らしい?

ネット掲示板ガールズちゃんねるには、羽生選手の国民栄誉賞受賞を祝福するコメントが並んでいる。

「羽生くん!おめでとうございます!袴似合うなあ」

「あら、せっかくの記念品だから貰えばいいのに。記念品を辞退って、羽生さんらしい」

「記念だから貰っていいと思うんですが、羽生くん、気を遣ったのかな?」

「会見などのコメントが、素晴らし過ぎて尊敬します。言葉と行動が伴ってて、いかに常に自分を律した生き方をしているのかわかります。国民栄誉賞にふさわしい人」

授与式での羽生選手の袴姿も好評で、受賞後のコメントも絶賛されている。

そして、羽生選手が記念品を辞退したということについては、「もらっておけばいいのに」というコメントもあるが、それも”羽生選手らしい”と感じる出来事であったようだ。

羽生選手の国民栄誉賞受賞は、オリンピック連覇達成という功績の高さはもちろんのこととして、人柄的にも文句なしの受賞だと言えそうだ。

国民栄誉賞の選定基準が曖昧すぎる?価値が気になる?

羽生選手の受賞には納得できるが、国民栄誉賞の”選定基準”や”価値”については、気になる部分があるという意見がいくつかあった。

「相変わらず国民栄誉賞の基準が謎。羽生くんは文句ないけどね」

「レスリングの人が2人もらって、内村航平はもらえない?とか、国民栄誉賞の基準ってなんだろうね」

「内村もだけど柔道の野村も3連覇したのに、国民栄誉賞もらえなかったね」

「色んな人がもらってるけど、あげすぎると価値がなくならない?」

「なでしこジャパンの丸山の自宅映像、この間放送してたけど、記念品のメイクブラシ、汚ったない棚の隅にしまってあって勿体ないなぁと思った」

オリンピックだけを見ても、1度の金メダルの獲得で国民栄誉賞が授与されたこともあれば、連続して金メダルを獲得しても、表彰されていないというケースもある。

競技が異なるために、違いがあるのも当然ではあるが、選定基準の曖昧さを指摘されても仕方がないのかも知れない。

そして、功績においては文句がないとしても、受賞後の選手の言動のせいで、”この人に国民栄誉賞をあげたのはなぜ?”という疑問も生じているようだ。

2011年のFIFA女子サッカーワールドカップのドイツ大会で優勝して、国民栄誉賞を受賞した”なでしこジャパン”の丸山桂里奈(35)が正にそうで、タレントに転身してからの振る舞いから、「国民栄誉賞を剥奪するべきだ」というコメントまでされている。

国民栄誉賞の選定基準については、慎重に議論を続けるべきであろう。また、国民栄誉賞の価値を下げないためにも、受賞した人たちの言動も重要であると思う。

鳥井ハニ(とりいはに)

フリーライター/「旬でなければネタじゃない」をモットーに、芸能ニュースを中心に執筆。世の中の関心事をすべて拾い尽くすことを自分に誓い、ワイドショーやバラエティー、ドラマのチェックは365日欠かさない。

編集部
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女性の生活スタイルやキャリア、社会的課題における有益な情報を提供したい。

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