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安室奈美恵、限定販売コスメをめぐる問題にモラルの低下を嘆く声

出典:株式会社コーセー「Visee」ブランドサイト

歌手の安室奈美恵(40)が、株式会社コーセーのコスメブランドの「ヴィセ」とコラボレーションした、限定商品が話題となっている。

今回の企画は、今年9月をもっての引退を表明している安室が、同社のテレビCMへの出演が最後になることを記念して実現したコラボレーション。

制作されたアイテムは、安室自身がセレクトした4色をセットにしたアイカラーの3種類展開で、コンパクトを開けると、アイカラーの表面に安室のサインが入った特別仕様になっている。

限定商品の発売が発表されて、安室が出演するCMが解禁になってから、「絶対に欲しい」と、購買意欲が高まっていた。

しかし、今月1日に発売されるも、瞬く間に完売。購入できなかった人が続出して、同社の公式Instagramに販売方法をめぐるクレームが殺到する事態になってしまった。

安室とコスメブランドとのコラボレーション企画で発売された限定商品について、ネットにはどのような声が寄せられたのだろうか。

CMはまだ流れているのに……どこに行っても売り切れ?

ネット掲示板ガールズちゃんねるには、「欲しいけど買えなかった」という人が続出している。

「再販するんだよね?買いたいです!」

「さっきCMやってた。どこいっても売り切れになってんのに」

「発売当日仕事だったから、通販で買おうと思ってたけど案の定サーバーダウン。カートにやっと入れたところでメンテナンスに入って、再開したころには完売の表記」

「CM見ると悲しくなる。買えないんだよ~安室ちゃ~ん!」

購入できたという人は極わずかで、買えなかった人たちが、購入できる可能性のある場所の情報を交換するようなやりとりも見受けられた。

今回の企画を「引退前の荒稼ぎ」だとして、批判的なコメントもいくつかあったが、これだけ欲しい!という人がいるのであれば、企画的には大成功だと言えるのではないだろうか。

そして、売り切れ状態であるのに、安室が出演するCMがまだ放送されていることから、さらに購入意欲が高まっているようだ。

再販を望む声が多くあるため、この要望が企業に届いていれば、追加の販売が発表されることもあるのかも知れない。

残念すぎる?モラルの低下を嘆く声

安室とコスメブランドのコラボレーション企画について、残念だと思われる点がいくつも指摘されていた。

「生産量少なくして、あたかも大ヒットしているかのように思わせる作略だよ」

「安室さんが好きな人に買えるような売り方すればよかったのに……予約制、おひとりさま各1個までとか」

「公式に7月1日発売と謳っていたにも関わらず、私が問い合わせした15店舗中、7月1日に販売したのはたったの1店舗のみでした」

「本当に欲しい人が買えなくて転売屋が儲かるの許せない。高額で出品してるの売り残ればいいのに」

「転売屋から高値で買う人がいるから、売る人がいるんだよね。現に安室ちゃんのアイシャドウもフリマアプリでよく売れてるし。私なら買わないな」

最初から限定だと決まっているなら、生産数が少ないことは仕方がないが、極端に生産数を少なくすることで、話題性を優先しただけだと考えられているようだ。

そして、発売日よりも前に販売する店舗が多数あったことで、公式に発表された発売日を守って買いに行った人が、買えない状態になってしまったことは公正さに欠ける。

また、転売を目的とした買い占めを防げなかったことも問題であるが、高額で転売されている商品を買っている人がいるというのも、転売がなくならない原因である。

生産数に、販売方法。転売目的による買い占めに、それを買う人。これだけ残念な要素があれば、モラルの低下を嘆く声があるのも当然だろう。

いつか、”限定発売されたものがあったけど、人気があって買えなかった”ということは、良い思い出になるのかも知れない。しかし、”本当に買いたい人が買えなかった”ということは、繰り返すべきではないだろう。

鳥井ハニ(とりいはに)

フリーライター/「旬でなければネタじゃない」をモットーに、芸能ニュースを中心に執筆。世の中の関心事をすべて拾い尽くすことを自分に誓い、ワイドショーやバラエティー、ドラマのチェックは365日欠かさない。

編集部
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女性の生活スタイルやキャリア、社会的課題における有益な情報を提供したい。

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