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西川史子、「男女の差は当たり前」医学科入試問題への発言が話題に

出典:ホリプロ公式サイト『西川史子』プロフィール

今月5日に、TBS系で放送された『サンデージャポン』での、タレントで女医の西川史子(47)の発言が話題になっている。

話題になっているのは、東京医科大学部医学科の一般入学試験で、女子の受験者の得点が一律減点していたとされる問題を、番組内で紹介した際の一幕。

この件について意見を求められた西川は、「当たり前です」と、大学側の処置に理解を示して、「だって、上から取っていったら、女性ばっかりになっちゃうんです。女性の方が優秀なんで」と、続けた。

そして、女性の医師が増えた場合「世の中が眼科医と皮膚科医だらけになっちゃう」と、指摘して、「重たい人の股関節脱臼を背負えるかって言ったら、女性は無理なんです」と、具体的な例を挙げて説明。

さらに、「女性外科医は少ないです。外科になってくれる”男手”が必要なんです。(妊娠などで)お腹が大きくては、手術できないんです。だからやっぱり、女性と男性の比率はちゃんと考えてないといけないんです。男性と女性ができることって違う」と、主張した。

西川の発言について、ネットにはどのような声が寄せられたのだろうか。

”男手が必要”は一理ある?女性ばかりになると困る?

この女子の医学科の入試をめぐる問題が発覚してから、SNSを中心に、大学側を責めるような意見が集まっていた。

しかし、西川の説明を聞いた「ネット掲示板ガールズちゃんねる」には、”一概に大学側が悪いとは言えない”と、感じるようになったというコメントが多数寄せられている。

「なるほど……こう言われると、一理あるような気もしてきた」

「これはしょうがないと思うわ。消防士、警察官が女性ばっかりなったらやばいでしょ」

「男性を多く合格させるのは、やっぱり、西川先生の言う通り仕方のない事だと思う」

「確かに女医で子育てって難しいよね。特に、大学病院勤めとかだと夜勤もあるし……」

西川の説明から”男手が必要”という部分に、納得できた人が多く、「なるほど、一理ある」と、考えを改めた人もいたようだ。

やはり、医療の現場を知る人の意見は説得力があり、この問題について議論するには、西川のような人物のコメントは不可欠だと言えそうだ。

入試前に告知するべきだった?”男女平等”の風潮が言えなくさせた?

西川が説明した通りに、”男手が必要”ということは理解できるが、問題は違うところにあると指摘されている。

「黙って減点してたことが問題なんでしょ。当たり前だと言えるくらい正当な理由があるなら、なぜコソコソする?受験費詐欺にも値するわ」

「別に比率を考えるのはいいと思うよ。定員の人数を”男子何名、女子何名”って表示すればいい。減点するのは論外だと思うんだけど」

「必要以上の男女平等が生んだ、必要悪ということか」

「性別問わず、医師に無理な勤務をさせるのもおかしいと思う。これから働き方を変えていかなければ」

今回の問題は、入試において男子が優遇されていたということではなく、女子が”知らぬ間に減点されていた”という部分であり、男女で差が出るのであれば、入試の前に知らせておく必要があったと指摘されている。

そして、大学側が募集の際に”男手が必要だ”と、はっきり言えなかったことは、世間の”男女平等”の風潮に、遠慮していたのではないかという意見がある。

性差によって、どちらかが不当な扱いを受けることは問題であるが、男女の違いを認めて、”男女平等が成り立たないケースもある”と受け入れなければ、遠慮や配慮から、また別の問題が生じることになる。

また、女性に限らず、男性にとっても、医師は激務をこなしているとして、働き方そのものを変えなければいけないと感じている人も少なくない。

今回の医学科受験をめぐる問題が発覚したことで、男女平等が成り立たない場合や、医療の現場で改善できる部分はないかなどについて、再考するきっかけになることを期待したい。

鳥井ハニ(とりいはに)

フリーライター/「旬でなければネタじゃない」をモットーに、芸能ニュースを中心に執筆。世の中の関心事をすべて拾い尽くすことを自分に誓い、ワイドショーやバラエティー、ドラマのチェックは365日欠かさない。

編集部
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女性の生活スタイルやキャリア、社会的課題における有益な情報を提供したい。

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