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山口達也の後任にサバンナ・高橋!NHK、再びJK番組を制作!正気か?【芸能評論】

出典:NHKオンライン

NHKは国民から受信料を徴収し、番組を制作している。税金ではないものの、払わなければ、どこまでも追いかけ、遂には、裁判まで起こされる国民まで出てくる始末。

 

何と恐ろしい組織なんでしょう、NHKは。

 

でも、これだけするなら、国民の方を見て番組制作をしてくれているよね!と思い込みたいが、そうとは言い難いようで。

 

例えば、Eテレで放送されていた『Rの法則』。元TOKIOの山口達也(46)がメインMCを務めていた、10代の若者についてリサーチする番組だ。

 

山口達也だけでなく、R’sと呼ばれる10代の男女も出演。『Rの法則』は、この10代の若者たちが、キャッキャウフフとしているだけの、40代女性の筆者は楽しめない番組だった。

 

大体、10代の若者向けの番組であるにも関わらず、10代の若者の間で流行しているものをリサーチするというコンセプト自体おかしいのだ。

 

よく考えてもらいたい。

 

自分が10代の若者だった頃、テレビで「今の10代の子は、こんなこと好きみたい」と言われて、へーとなっただろうか。

 

あの年代は、箸が転がってもウケる年代。わざわざテレビを見てまで、みんなの流行を探ろうとは思わない。

 

絶対、10代の若者は見てないだろうと予想していた。

 

その答えを確かめるべく、NHK放送文化研究所のサイトに掲載されている『テレビ・ラジオ視聴の現況~2016年11月全国個人視聴調査から~』を拝見。

 

すると、驚きの結果が。

 

『表17 男女年齢層別 Eテレの高位3番組』によると、Rの法則』を好んで視聴しているのは、50代男性と70歳以上の男性だったのだ。

 

メインターゲットである筈の10代の若者に人気なのは、男女ともに『忍たま乱太郎』。アカンやん。

 

ちなみに、50代男性は『テストの花道 ニューベンゼミ』もお好きなようで。これも、10代の若者が出演して、キャッキャウフフしている。MCは、TOKIOの城島茂。

 

50代のオヤジどもは、どんだけ10代の若者、否、JKが好きやねん!?

 

更年期になり、体力も精力も落ちまくっているオヤジども。でも、まだ老け込みたくないから、若いエキスを吸うつもりで、JKが多数出演する番組を視聴しているのだろう。

 

エロい目つきで。

 

あー、やだね。でも、山口達也の蛮行により、『Rの法則』は打ち切りだから、オヤジどもにエロい目つきで見られるJKはもう現われないよね!

 

と思いきや、10月1日からの『Rの法則』の後番組もまた、JK出演番組『沼にハマってきいてみた』とのこと。MCはお笑い芸人のサバンナ・高橋茂雄(42)だ。

 

オヤジどもは歓喜であろう。しかし、JKぐらいの娘がいてもおかしくない筆者にしたら、大変不愉快である。

 

そもそも、出演者の管理が出来ていなかったから、山口達也は蛮行に及んだわけで。その対策が出来ているかも国民は分からないまま、再びJKがキャッキャウフフする番組を制作してどうするのだ?

 

また、誰か問題を起こして、謝罪をして番組を打ち切るの?どうなの?何なの?

 

っつかさ、Eテレの中にJK好きがいるんでしょ?

 

そうとしか思えない愚行だ。

 

NHK主導で行った視聴調査で、10代向けである筈の『Rの法則』は、オヤジとジジイの大好物だと判明しているではないか。何故、この調査を無視する?

 

無視してまで、10代向けのバラエティ番組を制作しなくてはならないのだろうか?国民の受信料を使って。

 

一般的な国民は、Eテレに面白いバラエティ番組なんぞ、誰も期待していない。期待しているのは、幼児向け番組や語学番組、あとはアニメだ。

 

「教育テレビ」と名乗っていた頃を思い出せ!

 

国民から巻き上げた受信料は、個人的な性癖を満たすものに非ず。NHKの存在意義を、NHK職員はよくよく考え直してもらいたい。

旭堂花鱗

コラムニスト/コンテンツライター

広島県安芸郡出身、大阪府高槻市在住。恋愛記事から豆知識、果てはビジネス文書まで幅広く執筆するライター。古典芸能に携わっていた経験もあり、日本文化について少し詳しい。文芸春秋『週刊文春』に載せてもらえたのが人生の自慢。

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