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「結婚しないの?」「次は誰かな~」アラサー女子が傷ついた既婚女子の言動

結婚適齢期の女子にとって、結婚に関する話題はデリケートなもの。なのに、ズケズケと無神経にモノを言ってくる人たちに心を痛める女子も多いのでは。>

セクハラならぬ「シングル・ハラスメント」とも言える、女子が心を痛める言動を集めました。

「結婚しないの?」という言葉

「最近『結婚』という言葉におびえています。友だちは軽い気持ちで聞いただけなのに、心の中では『したくてもできないんだよ!』と泣きわめいている自分が。

ご縁の問題なので、焦らないようにと思ってはいるのですが、『独身』というだけでダメ人間のレッテルを貼られているようで傷つきます」(32歳/医療)

一番よく聞かれる言葉です。結婚は比べるものではないと分かっていても、先に結婚した友だちに言われては「遅れている」と思い知らされ、落ち込む人も多いのでは。

「この子、独身です!」と周囲に触れ回る

「Facebookに私と撮った写真をあげた友だち。そこには『この子、独身で、彼氏募集中です。誰かいませんか~?』の文字が。

男っ気がない私を心配しての行動だけど……。友だちのやさしい気持ちはありがたいけど、皆にさらされて恥をかいた。正直やめてほしい」(27歳/不動産)

「善意でやってくれている、でも嬉しくない」というズレがとても痛いですね。しかし、Facebookはちょっとヒドイかも。

「次は誰が片付く?」という結婚予想

「既婚の友だちが女子会で『次は誰が片付くかな~?』と面白半分で言っていて、すごく不快でした。

『片付く』という言葉は、ゴミを片付けるみたいなイメージがあって、とても嫌です」(29歳/マスコミ)

たしかに「片付く」はいい言葉ではありませんね。「片付いていないゴミ」のように言われたら、私たち女子はとても傷つきます。

「だから結婚できないんだよ」とダメ出し

「特に私は結婚願望が強くないのですが、既婚の友だちが『あんたは、がさつだから結婚できないんだよ!』など、厳しくダメ出ししてきます。

あまりの上から目線に、そんなに既婚者が偉いのか?と嫌な気分になりました。聞けば彼女は旦那とうまくいってない様子。ストレスのはけ口にするのはやめてほしい。最近彼女とは距離を取っています」(34歳/IT)

おっしゃる通り「攻撃」ともとれる事を言う友だちならば、距離を置いたほうがいかもしれません。

「独身は気楽」という間違ったイメージ

「家事や子育てに追われる友だちから、『独身はいいよね~気楽でさ』と言われて傷つきました。

こちらは仕事で社会と戦って、忙しい毎日を過ごしているというのに、遊びほうけているというイメージを持たれて困っています」(37歳/コンサル)

たしかに、既婚者も苦労していると思いますが、独身も独身なりに苦労はしています。『独身は気楽』というイメージがついてしまうのは、とても残念なことですよね。

毎週送られてくる幸せそうな家族写真

「週末ごとに、家族で行ったところや、楽しそうな家族写真を送ってくる友人がいます。

『それに比べて自分は……』と見るたびに落ち込みます。『送るのやめてくれない?』とも言えずに悩んでいます」(30歳/マスコミ)

写メールだけでなく、Facebookで結婚式や子どもの写真を見ると落ち込むという女子も多いです。「やめて」と言えないのが難しいところです。

未婚・既婚のステータスの違う友人と付き合うのはとても難しいもの。悩みを抱えているのはアナタだけではありません。傷つく言動が続いたら、正直に話しをするのも友情を続ける一つのコツかもしれません。

東 香名子

コラムニスト。東京独女スタイル編集長を歴任。1983年生まれ。独身女性の視点から、恋やライフスタイルを分析したジャーナリスティックなコラムを得意とする。雑誌「デートスペシャルなび」で連載中。テレビ、雑誌、ラジオ等各方面で活躍中。電子書籍「モテる!ソーシャル恋愛術」「ここで差がつく街コンテクニック」等。趣味は鉄道。

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