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【新・LOVE理論】あなたの恋をブチ壊す?恐怖の「フレネミー」とは

TBS系列ドラマ「私結婚できないんじゃなくて、しないんです」が放送中。原作「スパルタ婚活塾」(文響社・刊)の作者である水野敬也さんの「LOVE理論」(文響社・刊)を参考に、前回に引き続き世の中にある「LOVE理論」をご紹介します。

恋路を応援してくれる心優しい友人もいれば、その逆もまた然り。今回は、友人のフリをして相手を陥れる「 フレネミー 」をテーマに、彼女たちの攻略法を心理的に考えてみました。

新・LOVE理論「 フレネミー 」とは?

「フレネミー」とは、フレンド(友人)に見せかけた、エネミー(敵)という造語。あからさまに敵視するのではなく、親しい同性の友人のフリをして悪意を振りまくので、非常にタチが悪い存在といえます。

行動がだんだんとエスカレートしていくと、非常に面倒。例えば、あなたの恋を応援するという名目で「〇〇ちゃんはいいな~こんないい彼を狙えて」と、あなたの前では弱い立場を装い、彼に対しては言い寄るだけでなく「あなたの彼女にいじめられた」などのウソであなたを貶めるような行動を平気でとります。

しかしそれができるフレネミーは、男性との距離が近く、友人の弱みや悩みを知っている立場であるため、最も恋の邪魔をしやすいのもまた事実。

それではまず、彼女たちの特徴をみていきましょう。

フレネミー の特徴1:口が軽い情報通

女性は基本的に噂が大好きですが、フレネミーの場合はその比ではありません。そのため、「ゴシップフレネミー」という言葉もあるほど。フレネミーはおしゃべりを好み、話題提供のために友だちの「ここだけの話」や「秘密」を売ってしまうこともしばしば見られます。

普通の女性と異なる点は「ネタを提供すれば男性と仲良くするポジションをGETできる」と思っているところ。「何かしらネタがないと取り合ってもらえない」という感情から、フレネミーになってしまうケースもあります。

また、彼氏や狙っている男性について根掘り葉掘り聞いてくるので、とても情報通なのも特徴。もちろんフレネミー本人には、秘密を守るつもりは全くないと言っていいでしょう。それどころか、会話中にも「誰かに言ってやろう」とほくそ笑んでいるかもしれません。

フレネミー の特徴2:最初は超親身

フレネミーの女性は、最初はとても優しく振舞います。人あたりがよく、面倒見も良いです。そのため、こちらも気を許していろいろ相談するようになります。そこが彼女たちの狙い目。ある程度付き合うにつれ、少しずつ違う表情を見せてきます。

また、「私、彼女の友だちだから恋の悩みなら聞くし、応援するよ~」と言いながら彼と接触しようとする女性も黄色信号。自分の恋愛相談を持ちかけたり相手の相談を受けたがったりする女友だちは、「友だちの恋人」というポジションからの略奪を狙っているかもしれません。

彼氏とケンカしたときなど、頼んでもいないのに二人の間に首を突っ込んでくるようなら、フレネミーの可能性大。相手にはハッキリと「私と彼の問題だから、連絡を取るのをやめてほしい」と牽制しておきましょう。

フレネミー の特徴3:男友だちが多い

フレネミー

特徴の3つ目が「友人の男女比」。やたらと男性の友人の方が多い女性を、見かけることもあるかと思います。フレネミーの女性はプライドが高く、集団の中で一番の立ち位置になることを望んでいるのです。

しかし、自分が一番でないと気が済まないので、自分以外の人間の優れた点や、秀でたところを発見すると相手を下へと押しやろうとします。その点、男性と一緒にいれば同じ女性の中で比較することもなくなります。そのため、男友だちとばかり遊ぶ状況が出来上がるのです。

自己評価を低く見積もって「そんなことないよ」と言われることに満足するタイプの女性も見られます。共通しているのは「一番であると認められたい」ということ。いつも周りと自分を比べているような女性には特に気をつけるべきでしょう。

フレネミー の対処法

では、どのようにすれば、彼女たちフレネミーの「恋のジャマ」を牽制できるのでしょうか。

有効な手段は、「自分に取り入っても何の得もない」という事実を伝えること。むやみに「片想いで悩んでいる」や「気になっている男性がいる」など自分の恋愛話をしすぎないようにし、「もうしばらく恋愛はお休みかな」とはぐらかすのが効果的です。

また、彼女たちが食いつきやすいのが「自慢話」。幸せいっぱいなノロケ話をいいように解釈して揚げ足をとり、彼を誤解させるという手口もあるのだそう。幸せなのはわかりますが、ほどほどにしておいた方がよさそうです。

まさに「他人の不幸は蜜の味」と考えるフレネミーたち。女の敵は女、と言いますが、友人の本性をきちんと見分けて、大切な恋心をしっかり守っていきたいものですね。

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花輪えみ
花輪えみ

恋愛ライター。血液型はO型。自身の占い好きが高じて、恋愛診断を生み出すまでになる。大学で心理学を学んだことに影響され、恋愛心理学・モテテクを追求している。

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