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今話題のマインドフルネスとは?瞑想で内なる平和を取り戻す

仕事に集中できない、人から言われたことが気になってしまう、寝る前になってもオンオフの切り替えが苦手。

日頃のストレスを打破するカギが、今注目を集めているマインドフルネスにあるかもしれません。

有名企業の研修にも取り入れられているマインドフルネスの一環である瞑想方法とはどのようなものなのでしょうか。その効果や方法を見ていきます。

特別な道具もいらず、1日10分程度の瞑想でも自分の感じ方が変わるのが実感できます。仕事や人間関係に活かせば、思考のシャキッとした人になれるかもしれません。

マインドフルネスとは?

今、男女問わず幅広い年齢層から注目されているマインドフルネス。決して怪しい信仰ではありません。

端的にいうと、「今、ここ」に集中する瞑想方法のこと。

たとえば、ご飯を食べながら仕事の段取りを考えていたり、彼氏に言われたことに対してモヤモヤしていたり。日常生活で、考えが一つのことに集中していないことは結構多いものです。

でも何かと同時並行で物事を行ったり考えたりしても、実際それほど能率は上がっていません。

その状態を一旦リセットし、一つのことに集中できる状態を作る試みがマインドフルネスです。

マインドフルネスで得られる4つの効果!

1:集中力が上がる

一つのことに集中する習慣がつくので、集中力が上がります。仕事も、資格取得などの勉強も、より身が入りやすくなります。

2:余計な心配事が減り、前向きになる

「今、ここ」に集中できるようになると、過去のことをクヨクヨしたり、起こってもいない未来のことを心配したりしなくなります。余計なことを考えることがなくなり、次第に前向きな性格に。

3:眠りが深くなる

その一日を、目の前のことだけに集中して取り組めるようになると、眠りも深くなります。いつもの睡眠時間でも疲れがしっかり取れるように。なかなか眠れない人も、スッと入眠できるようになります。

4:心身ともに健康になれる

マインドフルネスで余計な心配事をしなくなり、深い眠りで疲れを残さない体になれば、心身ともにストレスにさいなまれにくくなります。ストレスを暴飲暴食で紛らわすなどの無茶もしなくなるので健康体に。美容にも嬉しい結果が期待できます。

禅とは違う?

マインドフルネスは禅の瞑想や坐禅のことなの? と思われるかもしれません。

ベースは仏教の「念(サティ)」で、これは禅の瞑想とも共通します。今この瞬間に意識を向け続けること、雑念が湧いたらスルーすること、と一見やり方も似ています。

違いは、その目的です。マインドフルネスは「健康になるため」「仕事でいいパフォーマンスを出すため」といった世俗的で明確な目標が設けられた上で行われます。

一方で禅は、修行そのものが目的。究極的には悟りを得るためですが、「○○のために修行する」という考え方は、仏教で戒められている「執着」につながります。「ただ坐るために坐る」というのが禅の考え方です。

実践!瞑想の方法

1:まずは背筋を伸ばして姿勢を正す

座り方は坐禅でもあぐらでも、椅子でも構いません。首や肩などに余計な力が入っていないことを確かめて、鼻からゆっくり息を吸い、同様に鼻からゆっくり息を吐きます。

2:思考から雑念を消す

1の状態で、雑念が湧いてもそれにとらわれないように、呼吸している空気の入り方・出方に意識を集中させるのも一つの方法です。

雑念をやり過ごすため、瞑想用の音楽をかけても構いません。

過去のことや嫌なことを思い出しても、それに対して良い悪いのジャッジをしないこともポイントです。

3:最初は1分を目標に

最初は1分を目標に、慣れたら20分、30分とできるようになりますが、マインドフルネス瞑想を習慣にするならまずは1日10分が続けやすい目安です。

また歩きながら「今、ここ」を意識すると言った、座る姿勢以外の瞑想方法もあります。

あの著名人も実践していた

マインドフルネスを実践していた著名人というと、アップル社の創始者、スティーブ・ジョブズ氏が有名です。日本で参禅していた経験もあり、無駄を削ぎ落とした製品デザインや細部へのこだわりが禅的だと言われています。

モデルのミランダ・カーやエマ・ワトソン、世界的歌手のレディー・ガガもマインドフルネスの実践者。他にイチローなど超一流アスリートも。

ビジネスや芸術、スポーツの分野では特に高い集中力が求められ、有名人ともなるとプレッシャーも計り知れないもの。マインドフルネスが彼らの高いパフォーマンスに貢献しているといえます。

瞑想を活かして心の平和を取り戻そう

マインドフルネスが習慣になると、頭の中がごちゃごちゃにならずスッキリした状態を保てるのが実感できます。

それによって心も穏やかな状態が保てるようになり、人とのコミュニケーションも円滑になるので、ビジネス、恋愛や人間関係も次第にうまくいくようになるでしょう。

ゆっくり座って瞑想する時間が取れなくても、1日1分からでも始められてハードルが低いです。

「今、ここ」を意識できるようになると効率よく時間を過ごせるようになり、充実した日々を実感できるのではないでしょうか。

編集部
編集部

女性の生活スタイルやキャリア、社会的課題における有益な情報を提供したい。

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