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アラサー女子ライターが1日ノーパンで過ごしてみた~菊池美佳子編

<2015年ヒット記事傑作選>

DOKUJO読者の皆様、いつもありがとうございます!昨年8月から記事を書かせて頂いております、菊池美佳子です。このたび、「ノーパン女子のすゝめ」リレー連載のトップバッターを務めさせて頂く運びとなりました。女子がパンツを脱ぐことの素晴らしさをプレゼンテーションしたいと存じます。どうぞ、よろしくお願いいたします。

4月はノーパンデビューの季節

筆者がパンツを穿かなくなったのは、26歳の時と記憶してございます。当時の筆者は、妹との同居を解消し、都心で一人暮らしを始めたばかりのタイミングでした。その開放感から、パンツを脱ぎたくなったのかもしれませんね。

季節はちょうど4月……転勤や転職に伴い一人暮らしをスタートさせた女子さまも多いことと存じます。ノーパン生活デビューにはもってこいの時期ですよ。

室内ノーパンにはネグリジェで

ノーパン生活当初は、あくまでも家の中だけで実施しておりました。いきなり屋外デビューするのはハードルが高いでしょうから、ノーパンビギナーの皆様にも、まずは室内ノーパンを推奨します。室内ノーパンにおいて守るべきルールは1点のみ!「部屋着はネグリジェで」、これだけは死守して頂きたく存じます。

ズボン型の部屋着だと、股の部分が局部に触れるため、何かと不衛生ですから。余談になりますがネグリジェは、色恋の活性化にも効果が期待できます。殿方が泊まりにくる際、ズボンタイプの部屋着よりも、ネグリジェのほうが、圧倒的に喜ばれますよ。

ノーパンは不況を救う!?

数年間の室内ノーパン生活を経て、筆者が屋外へ飛び出したのは、32歳のときでした。露出願望的な意図は一切なく、その日の洋服が、激安ファストファッションブランドで購入した、生地の薄いワンピースだったため、どのパンツを合わせても線が浮き出てしまうのです。

そこで、やむなくパンツを穿かずに外出したという経緯でございました。時代は平成の大不況下、ファッションにお金をかけるのが難しく、激安ファストファッションブランドに頼らねばならぬ女子さんも少なくないはず!ノーパンは、生地の薄い洋服を着用する際の、強い味方なのです。

屋外ノーパンはナマ足・マキシ丈DAY限定で

屋外ノーパンのルールですが、室内同様に、ズボンはNGでお願いしますね。スカートの場合でも、ストッキングやタイツを穿いてのノーパンはご法度。要するに、「ナマ足」のときのみ、実施しましょう。

スカートの丈は、不慮の強風に備え、マキシ丈で。ミニスカートのときは、潔くパンツを穿きましょう。何事もメリハリが大事です。「エブリディ、ノーパン」にこだわらず、ナマ足・マキシ丈の日限定で導入なさってくださいね。

洗濯による傷みを回避

ノーパン生活のメリットですが、最大の利点は、なんといっても「パンツが傷まないこと」でしょうか。筆者は、数年前から下着道楽に嵌っておりまして、「服は激安ファストファッションでも、下着はウン万円!」をモットーとしているのですが、ブラジャーとパンツを同じ頻度で洗うと、確実にパンツのほうが早くヨレヨレになるんですよね。下着屋の店員さんは、「パンツ2枚購入」をオススメしてくるのですが、同じものを2枚買うって、どうにも腑に落ちないのですよ。

繰り返しますが、時代は平成の大不況下!同じデザインのパンツを2枚も買う余裕なんぞ、庶民には厳しいです。そこで!普段はノーパンで生活し、勝負デートの時だけパンツを穿くシステムにすれば、洗濯頻度に差を持たせられるのです。

「感謝」を再認識

ほか、メリットとして挙げられるのは、「感謝」の気持ちが再認識こと。ノーパンで外出すると、いかにマキシ丈スカートでも、多かれ少なかれ不安を感じます。その不安が、「自分は今まで、パンツという、あんなにも小さな布地に守られていたのだ!」という事実に気付かせてくれるのです。この「気付き」により、日常のあらゆるちっぽけなものに対して感謝せねば……と、決意を新たにさせてくれるでしょう。

激安居酒屋だろうと、毎回ごちそうしてくれる男性の厚意にも感謝の念が生まれ、「たまには高級フレンチに連れて行けよ!」などという傲慢な気持ちが吹っ飛びますよ。

次週からは、DOKUJOライター陣が、実際にノーパン生活を試したうえでレポートをお届けします。お楽しみに。

菊池美佳子
菊池美佳子

コラムニスト。『つけちゃうぞ!大人の保健体育』(遊タイム出版)『テレフォンセックス裏物語』(幻冬舎)『Sの妹Mの彼女』(遊タイム出版)など、性愛に関する著書多数あり。

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