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日本中の“彼氏いらない派”を解放してくれた「CLASSY」の功績【東のEditor’sEYE】

昨年末の雑誌「CLASSY」を見て驚いたことがある。クリスマスに向けてのファッション特集が組まれていたのだが、「彼氏がいる派」「いない派」「いらない派」の3パターンにわけてコーディネートを紹介していたのだ。

「クリスマス」という、女性の頭が“LOVE”でいっぱいになる時期に、堂々と「いらない派」と書いた雑誌があっただろうか。いつも「いる派」と「いない派」の2大政党であったはず。いったい何が起こっているのだろうか・・・?

ちなみに「いる派」は、本命彼女として、よりステップアップできるようなデート服、「いない派」は、クリスマスに出会いの場に出かけて素敵な彼をゲットしようといういわゆるモテ服。そして肝心の「いらない派」コーデはどんなものだろうか。

それは「女友だちと旅行!」というキャッチコピーで、男性を意識しないカジュアルなジーンズのコーディネート。「友だちの運転する車に乗り込んで出発~!」といったノリの写真を掲載していたと記憶している。

このページを見る限り「いらない派」には、ネガティブな印象をうけない。恋愛に散々な仕打ちを受け、バーカウンターで「もう恋なんてしない!」とタバコをふかしていたり、街行くカップルを睨みつけ「別に1人でいいもん!」と意地を張っているようなイメージでもない。「今はいらないかな~」という、流行りの“こなれ感”が感じられるのだ。

輝いている「いらない派」には、必ず○○がいる!?

とまあ、そうは思っていても「チャンスがあれば恋愛したい!」と思うのが女子である。しかし「いない派」ほど、ガツガツ行動しないのが「いらない派」だ。おそらく「ほしいけど・・・まあ、今はいなくてもいいや~の“いらない派”」という意味が隠されているはず。

実際、私の周りにも「いらない派」はいる。彼女は、まさに「CLASSY」から飛び出してきたような美人で、毎日朝から晩まで仕事をしている。「彼氏は欲しいのだが、忙しくて恋愛している暇がない」と言う。

平日はほぼプライベートがなく、週末もジム、買い物、ゴルフ、友だちと温泉・・・など、スケジュールはギッシリだ。好きなことができる時間が限られるので、自分の欲求を満たすことが優先。自然と彼氏を探す時間がなくなってしまう、とのことだった。

実は、そんな忙しい彼女でも、まったく男っ気がないわけではない。たしかに「彼氏」はいないが、半径1メートル以内に「彼氏っぽい男」がいる。彼女の輝きの秘訣は、欲しいときに“恋愛のエキス”をもらえる、サプリメント的な男なのだ。

この“サプリ彼氏”の実態は、40、50代の家庭持ちのイケてる男だったりする。雰囲気のいいお店でデートをするし、セックスもするかもしれない。落ち込んだときには話を聞いてくれ、愛が足りていないときには愛をもらえる、精神安定剤のような存在だ。

しかし不倫といえど、「奥さんとの別れて!」と迫るような重たい不倫ではない。あくまでも明るく前向きな不倫で、「自分が彼を利用している」と考えている。男性も家庭が冷え切っていたりするので、Win-Winの関係なのだ。決して男に依存しない、セルフコントロールができる女性だけがなせるワザである。

そもそも、キレイで仕事もできる女なのだから、男が放っておくわけがない。サプリ彼氏をうまく取り込んで、キラキラした充実感にあふれているオンナ。このような人種も「CLASSY」の言う「いらない派」の中にいるに違いない。

結婚適齢期の「彼氏いらない派」は現代の「隠れキリシタン」!?

現代は、20~30代の女子のうち、3人に2人が恋人がいないとのも言われており、恋人がいなくても珍しくない時代となった。とはいえ、アラサーともなれば結婚適齢期。学生時代の友だちが、結婚や出産を経験する中で、「こうもフリーを楽しんでいていいのか?」という危機感は誰もが持っているはず。

さらに、親や友だちの前で「彼氏いらない派」宣言をしてしまえば、「アンタ、その年で何言ってるの?」「一生結婚できなくなるよ?」などの、集中砲火を浴びることになる。結婚適齢期の「彼氏いらない派」は、世間から影を潜めるべき、いわば「隠れキリシタン」のような存在である。

しかし「CLASSY」は、そんな隠れキリシタンたちを解放してくれた。女性誌に書いてあれば存在が認められたも同然。「今は彼氏いらないと思ってもいいんだ~!」と、肩の荷が下りた女子も大勢いるはずである。

現代の忙しい女子は恋愛は二の次。プライベートは、まずは自分を満足させることに全力をそそぐ。恋人がいない人のうち、彼氏はいらないと思っている人もいる。これが現代の独身女性の常識だ。

かくいう私も、アラサー独身、彼氏なし。「いらない派」になりきれない「ほしい派」であり、もがく日々を送っている・・・とかいないとか。

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