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ウザッ!?アプローチしてくる既婚男性の有効活用法

ある独身アラサー女性たちから「オジサン(既婚者)からしか食事に誘われない」「既婚を隠して寄ってくる男性に困っている」という話を聞きました。これに対して彼女たちが抱く感情は、大きくわけて「怒り」と「諦め」の2つ。

でも、怒ったり諦めたりして終わるのではなく、せっかくなら彼らを「有効活用」すればいいのにと思うのです。

「魅力がある」から誘いにのってしまう

彼女たちは一様に「彼らは結婚指輪を着けていないし、夜遅くに会うことも多いから、最初は独身だと思ってたの」と話します。しかし、食事などのデートを重ねるうちに、「実は僕、結婚してるんだよね」と打ち明けられて、驚きとイライラの感情が混じり合います。

「私たち独身女性の時間は有限! オジサンにとって若い女性と食事に行けるのは、そりゃ楽しいかも知れないけど、私たちには既婚者とデートしている暇なんて残されてないのに……」と怒りをあらわにします。

このほかにも、結婚指輪を着けていながら、堂々とアプローチしてくる男性もいるそうです。「こなれ感」を出している既婚男性は、大人の余裕を感じさせるので、そこらの独身男性よりもモテるのです。これに対しても、アラサー女子はイライラを募らせます。

でも、ちょっと待って。冷静になって整理してみませんか。現在の登場人物は、アラサー女性と、アラサー女性とデートできる既婚男性の2人だけ。もっと登場人物を増やしましょう。また、この男性は既婚者ではありますが、男性としての魅力を放っている相手でもあることを素直に認めて。

「イイ男の周囲にはイイ男しかいない」の原則

魅力的な男性の周りには、もちろんそれと同じくらい魅力的な男性がいます。「類は友を呼ぶ」は真実です。既婚男性に「今度は何人かで飲もうよ」と誘いかけてみてください。別に彼はあなたと本気で恋愛しようとなんて思っていません。イイ男というのは、本妻を大切にしつつ、外で軽く遊ぶ程度の人。むしろ、独身女に入れあげるのはダメ男です。

彼は食事に行ったり、ちょっぴり遊ぶ関係にもなれる、身軽なアラサー女性と知り合いたいだけ。だから「女友だちを連れて行くよ」と、友だちを含めた複数人での食事会をセッティングすると喜ばれます。彼にも必ず「”独身のお友だち”を連れてきて」とオーダーすること。お互いにメリットがあるので、彼もきちんと対応してくれるはずです。

逆に、そこで「いや、ふたりでデートしたい」と頑なに主張し続ける既婚男性は、決してイイ男ではありません。本気で狙われている可能性もあります。そんな男性はこちらから切ってしまってOK。逆に「みんなで飲もう!」と応じてくれる男性とは、良好な関係性をキープしておきましょう。確実に高スペックな独身男性を揃えてくれますから。

「なんだ、既婚者かぁ」とアプローチしてきた男性にイラッとするだけでは、あまり意味がありません。「イイ男ただし既婚者」な彼を有効活用しないともったいない。誘われると二つ返事で応じてしまう魅力的な男性の背後には、ステキな男友だちがたくさんいる、と覚えておきたいものです。

池田園子

フリーランスの企画ライター。86年生まれ。楽天でポータルサイト運営、ITベンチャーでメディア運営を経て独立。主な執筆ジャンルは、恋愛、Web、ガジェット、新しいモノ、働き方、イケメンなど。著書に『フリーランスで食っていきたい!』がある。ブログ『Sonoko Blog』やTwitterでも発信中!

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