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胸が痛い!?「OL川柳」がアラサー女子のリアルを表現

オフィスで働く女性のための情報紙「シティリビング」にて、第19回「シティ OL川柳 大賞」受賞作品が決定しました。2015年に全国の読者から応募された3114句の OL川柳 の中から13句が入賞。作品の中からは“イクメン”や“国立”など時代を現すキーワードとともに、オフィスの人間模様や恋愛、結婚など、働く女性のリアルな姿が浮かび上がってきました。

OL川柳 大賞「女子力の 高い男子を ライバル視」

【作者の声】「オシャレカフェやショップの情報にいち早く詳しい男子同僚。いつしかライバル精神が生まれる複雑な気持ちに」(京都エリア/38歳)

今や女性より男性の方が女子力が高い時代なのでしょうか。ランチでオシャレなカフェに行っても、男性客はたくさん居ます。「負けてられない」とライバル視もしますが、やっぱり男性には男らしくいて欲しいと思うのも事実ですよね。

特別審査員賞「出会いたい 今はイケメン のちイクメン」

【作者の声】「恋愛はイケメンがいいですが、結婚し、生活となってくるとイケメンだけではやっていけない。マメなイクメンが一番いい」(東京エリア/40歳)

女性の欲望をストレートに表した気持ちの良い川柳。イケメンで、のちのちイクメンにもなってくれるなんて……こんな完璧な男性が果たして世の中にいるのでしょうか。将来イクメンになる可能性があるかは子供好きかどうかで見分けましょう。

特別審査員賞「ドラゲナイ どういう意味だか ワカラナイ」

【作者の声】「20代の若者と一緒にカラオケに行くと、みんながSEKAI NO OWARIの「Dragon Night」を歌いだしました。ドラゲナイって何……?と思いながらも、知ってるふりして一緒にはしゃいでいた、30代OLの悲しみを書きました」(東京エリア/32歳)

流行っている事は知っていたものの、確かに意味は分かりません。元々意味なんてないのかもしれませんが、毎年いろんな新しい流行語が出て大変。ついて行くのに必死なのが本音ですよね。

入賞「国立が 出来るまでには 結婚を」

【作者の声】「東京オリンピックが開催されるまでに結婚したいと、切実に思う願い」(福岡エリア/40歳)

いよいよ4年後に迫ってきた東京オリンピック。その時も独身だったらどうしよう!と誰もが思っているはず。絶対に結婚したい気持ちが伝わります。国立ができるまで、なんてわがままは言わないけれど、せめて東京オリンピックは素敵な旦那さんと応援したいものです。

入賞「初対面 確認作業 薬指」

【作者の声】「既婚かどうかを知る作業。一番最初にチェックしちゃいます」(WEB版/30歳)

見た目もタイプ。年収もそこそこあって話も弾んで……「運命の人みつけた!」と喜んでいた矢先に「最近子どもがさ~」なんて言われた日にはショックも大きいですよね。よくよく見たら左手の薬指に「アレ」がキラリ。無駄に傷つく前に、男性の指輪はきちんと確認しましょう。

思わず「分かる分かる」と頷いてしまう作品ばかり。お勤め女子のたくましさやリアル、そして切なさに共感を覚えます。こう思っているのは私だけじゃないんだ……と励まされ、明日からもなんだか頑張れそうな気がしますね。

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編集部
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