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なぜ2回目のデートにつながらない?原因は「恋愛経験の不足」でした

中高生の頃からフツーに彼氏がいて恋愛をしてきた女子なら、おそらく男性がどういう生き物なのかを成長と共に体験してきたことでしょう。

ですが、交際相手がいない未婚者の数が過去最高になる近年、アラサーでも恋愛経験が低いという女子は少なからずいると思うのです。

もれなく私もそうでした。

恋愛経験が少ないゆえに男性の言動を理解できず、せっかくのデートにこぎつけても、知らないうちに地雷を踏んでいたり……。当然2回目のデートには至りませんでした。

ここでは私が過去にやらかした失敗談と共に、2回目につなげるために、最低限クリアしておいたほうが良いと思われる対策を紹介します。

失敗1 ボロ隠しに必死

合コンなど複数名で盛り上がる会であれば、性格も会話もごまかせます。しかし1対1で会うデートでは、一緒にいる時間が長くなる分、話し方や歩き方、普段考えていること、クセ、食事の仕方など、相手のディテールが見えてきます。それは男女お互い様ですが。

恋愛経験が少ない女子としては、マンツーマンの場面で、いかにボロを出さないようにするかに神経を使ってしまいます。

私も経験があるのですが「面白いこと言わなきゃ!」「ヘンなこと言わないように」など、欠点を隠そうと必死でした。しかしそればかりに気を取られてしまい、相手のことを全然見ることが出来なかったのです。これではデートが楽しめるはずもないですよね。

結局、過去デートした彼らがどんな人だったのか、あまり憶えていません。彼も私のことが「何を考えているか分からない人」という印象だったのでは、と思います。

なので、「いざ」と言う時に必死にならなくてもいいよう、普段の生活からボロが出ないように意識して暮らすことが大切。たとえばネガティブなことを言うのがクセだったら、普段からグチを言わずポジティブな発言をすることを習慣にする、など。

小さいけれども、日々の習慣がデートという勝負時に力を発揮するでしょう。もっとも女性の欠点を見て離れる男性は、それまでのご縁なのだと思いますが……。

失敗2 男性は女友達よりも繊細だった

相手に慣れてくると会話もリラックスしてできるようになります。大変良いことではあるのですが、素の自分を出した時に「女友達に接するように男性に」辛口コメントをしていませんか?

親しい女友達だからこそ毒舌も冗談として受け入れてもらえるのですが、女友達の感覚で男性をからかった言葉に実は男性はグサッと傷ついたりするようです。

私が過去にやらかした地雷コメントは、居酒屋を出てから手をつないできた男子に、「女の子みんなにそうしてるんでしょ~」という一言。モテるタイプの男性だったので、ついそう言ってしまいました。しかし、そのとき彼がものすごく悲しそうな顔をしたのを覚えています。

私としては照れ隠しで放った一言でしたが、素直に照れたほうがポイントも高かったでしょうね……。今の自分がそばにいたら「手くらいつなぐだろ!ありがたがれよ!!」と過去の自分を蹴り飛ばしているでしょう。

もちろんその彼とは、それっきりなにもありませんでした。

当時は、男性との距離感が掴めず、女友達の感覚で馴れ合うのが正解だと思っていました。それに、男性に対して自分の感情を素直に表現できなかったとも思います。

「男性は繊細で傷つきやすく、プライドが高い」という定説が腑に落ちたのは、いくつかの失敗を経験してからでした。

女友達となら笑い飛ばせる冗談も、男性では笑えないこともあります。女友達と同じテンションで接するのは、完全に付き合ってからが安全です。

失敗3 デートの思い込み

「デートは男性に楽しませてもらうもの」と思っていませんか?

「食事する場所も、デートの行先も、男性がリードすべき」という話ではありません。どちらでもいいんです。決定権が女性でも。

ただ、どこへ行こうと自分が楽しむことよりも、相手に楽しんでもらうことを優先するほうが、2回目のデートにつながります。

恋愛経験が少なかった私にとって、デートのテンプレートは少女マンガやドラマや映画。「デートは男性が女性のために尽くす時間」という刷り込みがありました。

当然デートでも基本は受け身なので、相手が用意した食事や会話にホイホイついていきました。それでも彼と会っていた時間を楽しく感じたのです。

しかし男性も楽しんでいたかというと、2回目のデートがなかったことが答えだと思います。そのうち連絡も来なくなり最終的には着拒。当然です。

対策 デートでは男性を楽しませる

失敗を糧に、「デートは男性に楽しませてもらうもの」という上から目線の概念をとっぱらい、デートは「おもてなし」ととらえるようにしたのです。

自分のことは後回し。接待のように、相手に楽しんでもらうことを優先しました。

かといって特別なことをする必要はなく、まずは笑顔で彼の話をしっかり聞いてあげると良いと思います。よほどのモテ男でない限り女子に話を聞いてもらう機会は少ないようで、喜んでもらえました。

また、男性が美味しいお店に連れて行ってくれたら、オーバーなくらい「美味しい~!!」、キレイな景色のある場所に連れて行ってくれたら「キレイ~!来て良かった!ありがとう~!」と素直な反応を。

女子目線で見ればあざとく感じる反応ですが、無反応よりもよっぽど男性は喜んでくれると思います。モテなかった私はモテテクを使う女子をひがんでいたのですね。「そこまでして男性にモテたいの?」とナナメから見ていました。

が、今なら過去の自分にハッキリ言えます。彼氏が欲しいなら「そこまでしてモテようとしろ!魅力的な個性もない平凡な非モテ女子が、モテテクを使いこなすモテ女子に適うわけないだろ!」と。

心を入れ替え「笑顔で話を聞く、素直に喜ぶ、素直に話す」など「おもてなし」を心がけることで、2回目のデートに誘われる確率が高まりました。

もし「おもてなし」をするのが辛くなる相手ならきっと違うのでしょう。辛くならない相手なら付き合っても上手くいくと思います。

以上、私がやらかした失敗を紹介しましたが、このミスを少なくしていく唯一の方法は、男性と2人きりで会う機会を増やすことだと思います。千本ノックのように場数をこなして慣れていくしかないと思います。

ちなみに私は、千本ノックの練習相手は生理的に無理と思わない限り、対象を広げるようにしました。そして千本ノックをこなしていたある日、ボロを出しても何も言われないし、あざといテクを使わなくても一緒にいてくれる男性を見つけることができました。

失敗は成功のために必要な過程です。ほんの少し行動を変えてみることで、2回目のデートも増えるかもしれません。

編集部
編集部

女性の生活スタイルやキャリア、社会的課題における有益な情報を提供したい。

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