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【結婚願望が迷子です】「料理好き男子との結婚をシュミレーションしてみた」

新たな年を迎えるまであと数週間。皆さまいかがお過ごしですか?私、元キャバ嬢ライターのすずやはと言いますと、大晦日から正月三が日の引きこもりに向け、保存食とお酒の買い出しに追われる日々を過ごしています。いや、初詣とか行きませんよ。だって今さら神に祈ったところでこのダメ人間性は変わりませんから。

さて、こんなぐうたら生活を送っている私を見て、皆さまもお察しかと思いますが、すずやは一切料理ができません。潔癖症であるため、洗濯や掃除を始めとした家事は徹底的にやるのですが、料理だけは一切できません。

今回はそんな料理嫌いと結婚に関するお話です。

料理が嫌すぎて彼氏と別れた黒歴史

そもそも私が料理嫌いになったのは、初めてのひとり暮らしに舞い上がっていた18歳の頃。当初は節約のためにと自炊も頑張ろうと決めていたのですが、わずか数日で心が折れました。いや、だって面倒くさすぎません?ひとり分だけの料理を作るのって。

それ以来、「自炊=面倒くさい」という考えが根付いてしまった私は、コンビニ弁当やスーパーのお惣菜で暮らす日々を送ってきました。

そのため、当時の彼氏から「誕生日に手作りハンバーグを作ってほしい」と可愛いお願いをされた際も、大号泣して即拒否。あげくのはてには、「びっくりド○キーで好きなだけ奢ってあげるからそれで我慢しなよ!」と謎の逆ギレをはじめる始末。結局、それが原因で彼とは別れました。いや、自分でもびっくりですよ。手作りハンバーグが原因で別れるなんて。

そのようにこれまで料理から逃げまくって生きてきた我が人生。そしてその考えが「料理をしたくないから結婚もしたくない」という結婚願望がない理由(言い訳)のひとつになっていたのでした。

料理好き男子の相性ってどうなの?

そんな料理嫌いを主張し続ける私を見かねた友人・K子が、ある日「てか、結婚して料理をするのは女性って時代でもないじゃん?料理好きな男となら結婚してもうまくいくんじゃない?」という提案をしてくれたのです。

確かにそれは一理あるかも。実際、最近は芸能人夫婦の中にも旦那さんが料理担当であることを公言する方たちも多くいます。もしかしたら私も、相手が料理好き男子であれば結婚生活に対しても違った見方ができるかもしれません。

そこで私とK子は、共通の知り合いであるH君(根っからの料理好き男子)に協力してもらい、料理好き男子との相性を確かめてみよう作戦を決行することにしたのです。

料理好き男子との生活をシュミレーションしてみた

11月のとある日、H君宅に招待された私とK子。お部屋にお邪魔すると、真っ先にキッチンのあちらこちらに並べられた調味料やツールの数々が目に入ってきました。それもそのはず。H君のお仕事は某イタリアンレストランでのキッチン担当。仕事でも常に料理に囲まれた生活を送っている、究極の料理男子なのです。

そしてH君に言われるがまま座って待っていると、お酒、前菜、メインディッシュ、デザートとまるで高級レストランさながらの料理が次々と運ばれてきました。

極度の面倒くさがり屋であるすずやにとって、ただ座っているだけで食事が運ばれてくるというこの状況はもはや天国。そしておいしそうに料理をいただく私たちの姿を見たH君自身も、どこか満足げな表情を見せています。もし結婚してこんな毎日が送れるなら、それは楽しい(楽ちんな)人生を歩むことができるでしょう。

そのとき「料理好き男子との相性って意外といいかも」と、珍しく前向きな考えが頭の中をよぎったすずやさん。しかし、もう皆さまもご存じの通り、そう簡単にいかないのがダメ人間すずやの人生なのです。

自分で料理を作るのも面倒だけど……

H君が作ってくれた料理は言うまでもなくどれもおいしく、普段は酒以外をあまり口にしない私の食もどんどん進んでいました。

……が、めちゃくちゃ食べにくいのです。だって私たちが食べている間、ひたすら目の前でH君が私たちの様子を見守って(監視して)いたのです。

そして新しい料理に手を運ぶたび、「実はこれ隠し味に○○ソースを使っているんだけどわかる?」「昨日から仕込んでいたから味も染みていると思うんだけどどうかな?」と感想を求められる。そこでH君が求めている感想を言えないと、何となく気まずい空気が流れる……の繰り返し。

料理好き男子、めんどくせえええ!!!

と、そりゃ思っちゃいましたよね。自分で料理を作るのも面倒くさいですが、料理にこだわりがありすぎる男からいちいち感想を求められるのはそれ以上に面倒くさい!もう何度、食事中に「いいから、黙って食わせろよ」と思ったことでしょうか。

そこで気づきました。「料理にこだわりとプライドを持つ男性との生活は私には無理だ」と。

結論:私と食の趣味が合うのは○○だけだった

まず誤解がないように言っておきますが、H君のように料理上手な男性は、私のように料理ができない女性から見てまさしく理想の結婚相手であると言えるでしょう。実際、彼はモテます。もうモテまくっちゃってます。

ただ、私のように極度に他人に気を遣いすぎる人間は、いちいち料理の感想を求められると、相手の期待に応えなければとかなり無理をしてしまうのです。もし彼のような料理好き男子と結婚したら、私は毎日「本当にあなたの料理は最高!」と無理をし続け、いつか疲れ切ってしまうでしょう。当然、毎日の食事だって楽しめるわけがありません。

要はH君ではなく、今回も根本的に私の性格に問題があったのです。

そして気づきました。毎日同じスーパーのお惣菜とお酒でささやかなひとり飲み時間を過ごす私と、その隣で文句も言わずに毎日同じドッグフードを喜んで食べている愛犬。

「もはや私と結婚できるのって、犬しかいないんじゃね?」

そこでいかに自分が人間失格であるかを思い知らされた、悲しき女のすずやさんなのでした。

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