【結婚願望が迷子です】「結婚に理想を抱きすぎていた母が私に与えた影響」

こんばんは。ここ最近、毎晩何かに追われる夢を見てうなされている元キャバ嬢ライターのすずや鈴音です。

前回の記事でも軽く触れたとおり、先日、母がお土産のロールケーキを持って遊びにきてくれました。そのときふたりでケーキを食べながら軽く母の結婚生活について会話をしてみたのですが……。

どうやらすずやさん、父だけでなく母からもかなり結婚願望に影響を与えられていたようです。

結婚への理想を次々に打ち砕かれた母

うちの母は物心ついた頃から人一倍結婚に憧れを抱いていたタイプです。ええ、血のつながった親子でありながら私とは正反対のタイプです。

母は20代半ばで父と恋愛結婚を果たしますが、それ以来、母の結婚への理想はゆっくりと崩壊していくのです。

その1:初対面で姑と小姑から嫌がらせを受ける

最初のきっかけとなったのは、初めて父の実家に挨拶に行ったとき。

母は手土産とは別に、姑となる義母、小姑となる姉2人の計3人にプレゼントを用意していました。それも当時働き始めたばかりだった母にとっては、大きな出費となったであろうブランド物のマフラー。

当然、喜んで受け取ってもらえるはずであると疑いもしなかった母。ところが予想だにしていなかった姑と小姑からの嫌がらせを受けたのです。

プレゼントを渡すや否や、彼女たちは母の目の前で口々に「ええ~、ちょっとこれは私の趣味じゃない」「やだ~。私この色嫌いだから、姉さんの物と交換してよ」とイヤミを連発

とっさにトイレに駆け込み号泣。そしてその悔しさを父に訴えるのですが、「まあ、母ちゃんも姉さんも悪気はないから」とまさかの身内を援護する無責任な父

その2:父の一言で家族の予定、崩されまくり

とまあ、結婚前から修羅場はあったものの父と母は無事結婚し、翌年には長女である私が生まれました。

まだ結婚に理想を抱いていた母は「休日は家族みんなで出かける」という習慣にあこがれて、週末を前にすると様々な計画を立てていたようです。

しかし何度もお伝えしている通り、私の父は自由奔放で自分優先主義の人間です。

たとえ休日に家族で遊びに行く約束をしていたとしても、当日の朝、気分がのらなければ「今日はやめよう」の一言でいとも簡単に計画をぶっ壊します。ひどいときは「昨日飲みすぎて二日酔いだから」で予定を取りやめることもありました。

計画をぶち壊しにされた母は、二日酔いの父が寝室で眠る中、これといって何をするわけでもなく幼い私と休日を過ごし、お昼になると朝早くから用意したお弁当をリビングで食べました。家族仲良く公園で食べるはずだったお弁当をただひたすら無言でモシャモシャと食べていたのです。

もはや軽くホラーの領域に突っ込んでいる家族の休日。私は幼かったこともあり、その出来事をまったく覚えていませんが、当時の母の心境を思うと想像しただけで寒気がします。

その3:手塩にかけて育てた娘・すずや、グレる

そして母の理想をぶち壊しにしたとどめの出来事が、成長した私の反抗期です。

どちらかというと自由奔放な父の血を継いでしまった私にとって、完璧主義の母の熱血で過保護すぎる子育て主義は、ただただ精神的に追い込まれるものでしかありませんでした。

そしてすずや、ついにグレます。

グレまくった結果、中学後半から高校を卒業するまではほとんど母と口を聞かずに過ごしました。というより、ほとんど家に帰らない日々を過ごしていたので、母と顔を合わせた記憶すらありません。

そもそも母は「理想の結婚生活を実現させるためには、妻としても母としても完璧でなければいけない」という考えを持っていたのだろうと思います。当然、「自分の子育てが間違っていたのだ」と自分を責め、精神的にも落ち込みました。(※後に親戚の叔母さんから聞いた話です)

私が結婚願望を持てないのは両親の影響?

まあ、いろいろありましたが、私が成人するころには何か吹っ切れたかのように「もう私は自分だけの人生を楽しむ!」という考えに変わったようです。きっとこの頃には母の理想の家庭像というものは完全に崩壊していたのでしょう。

そして大人になった今では母とも和解し、それなりに良い距離感を保っているのですが、母と会話をすると出てくるのはもっぱら父に対する愚痴ばかり。中でも「あのオッサンと結婚したことがそもそもの間違いやった」「もう来世ではお母さん、絶対に結婚せえへんわ」の二言はもう百回以上聞いていると思います。

……と、よくよく考えてみると、私が結婚願望を持てないのは当たり前なのではないかと。もちろんすべてを両親のせいにしているわけではありませんが、少なくとも「私もいつかお母さんたちみたいな夫婦になる」なんて思えるわけがありません。

「結婚しなくてもいい」という母

母は「あんたには早く結婚して孫の顔見せてほしいと思ってたけど、確かに私らを見て結婚したいと思うのならアンタちょっとどうかしてるわな」と一言。

最終的には「もう別にひとりで生きられるなら結婚せんでもええんちゃう?」と受け入れられてしまいました。

そんな感じで結婚生活についてお互い腹を割って話し合ったのち、母は「あかん!お母さんこれから○○さんの奥さん達と女子会やからもう行くわ!」と光の速さで私の元を去って行きました。

その母の後ろ姿を見ながら、結婚しようがしまいが、最終的にはこんな楽しい老後を過ごせたら良いなと思ったすずやさんなのでした。

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