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【ダメンズの処方箋】第3回~自己流の恋愛論を持つ女子はダメンズに泣かされる~

自分から好きになる男性は決まってダメンズばかり。

そして「次こそは」と意を決するものの、結局また付き合っていくうちにどうしようもないダメンズであることが発覚するという恋愛を続けて、はや十数年。

そんな自他共に認めるダメンズハンターの私が、これまでの実体験を基に“ダメンズに騙される女子の特徴”と“彼らに振りまわされないための対策”をご紹介するこの企画。

第3回目となる今回のテーマは「自己流の恋愛論を持つ女子はダメンズに泣かされる」というお話。

というわけで今回も早速、黒歴史でしかない私の実体験と共にその詳細についてご覧ください。

自己流の恋愛論を信じるダメンズハンター

さて、本題に入る前にお伺いしたいのですが、皆さんの中には過去の交際経験などから自分なりの恋愛論を持っている方ってどれくらいいるのでしょうか。

というのも20代前半の頃の私は、周りに流されやすい性格だったこともあり、友人の恋愛話や女性向け雑誌などの情報をすぐ鵜呑みにするタイプでした。

その中でも特に信じ込んでいたのは、男友達が何気なく語った「女はすぐに女子会で彼氏のことを話題に出すけど、男は彼女のことをべらべらと友達には話さない」という恋愛論。

それを聞いた典型的な単細胞人間である私は、「なるほど、男は彼女のことを簡単に喋ったりしないのか」とあっさり信じてしまったのです。

しかしその結果、自分が思い描いていた恋愛傾向に当てはまらないダメンズに泣かされ、いかに自分が浅はかな女であるかを知ることになったのです。

“噂話大好き彼氏C君”との出会い

それを証明してくれたのは、当時付き合い始めたばかりの彼氏C君。彼とは友人の紹介で出会い、その日のうちに意気投合。すぐに付き合うことになりました。

ただC君、これまで付き合ってきた彼氏とちょっと違う部分が目立つ男性だったのです。

そのひとつが“とにかく噂話が大好きな性格”であるということ。

実際、私と交際を続ける中で共通の友人の話題が出ると「あいつ今、女と揉めてるらしいわ」と、身内のゴシップ話を嬉しそうに話していました。

また、私が女友達の話題を出すと、「てか、あの子って結構遊んでたりするん?」と、特に親しくもない女友達の恋愛事情を根掘り葉掘り知りたがる一面があったのです。

今思えば、この時点で「何かコイツちょっとおかしいぞ」と気づけば良かったのですが、いかんせん、交際し始めたばかりだったため、対して気にもせず彼との交際を続けていたのです。

他人に知られたくないカップルのあれこれ

そしてしばらくの間は何事もなくC君と交際を続けていた私。とはいえ当然のことながら、恋人として付き合うのであれば、ときにふたりだけの秘密にしたいことも出てきます。

たとえば当時の私は、人前では“頼れる姉御キャラ”でいたいという願望があったため、人前では無理して姉御キャラである自分を演じていました。

しかしその反動からか、いざ彼氏であるC君とふたりきりになるとめちゃくちゃ甘えキャラになっていたのです。うん、今ちょっと「自分かなり痛いな」と思ったけど、まあもう時効になったことですしね。気にせず暴露しちゃうけどね。

あと他にもしょうもない喧嘩で私がアホみたいに泣いた話とか、(あまり言いたくはないけど)夜の営みについてなんかは、きっと誰もが人様に知られたくない内容じゃないですか。

で、一応私も交際当初は噂話好きのC君に何度か「絶対に他人にこのこと言わないでよね」と口止めをしたのです。そしてそのたびに彼も「いや、誰にも言うわけないやん」と約束をしてくれていました。

なにより、このときは男友達からの「男は絶対に彼女のことを簡単に友達には話さない」説を信じていたため、「まっ、さすがのC君も私とのことは簡単に人様に話したりしないよな」と何の根拠もないくせに彼のことを心から信じきっていたのです。

まさかのプライベートが筒抜け?

しかしある日、私が大阪の心斎橋で買い物をしていると、偶然C君の男友達と遭遇。

その瞬間に即、外面スイッチがONになった私はいつも通りの姉御キャラスタイルで「ええ~、めっちゃ久々やん。ひとりで何してんの?」と彼に話しかけます。

そしてその場で世間話をしつつも、私が「もうほんまお前何やねん(笑)」みたいなツッコミを繰り返していると、突然、彼が「てかお前こそC君の前では甘えキャラのくせに無理すんなや(笑)」と一言。

いや待て、なぜお前が知ってるねん。

その瞬間、一瞬にして全身から血の気が引くのを感じた私。思わず彼に「ちょ、何で知ってんのよ!」と問い詰めると、「いやだって、この間の飲み会でC君が自慢気に語ってたで」という事実が発覚。

そして何と彼いわく、C君は私が甘えキャラであることだけに限らず、「この間の喧嘩でめっちゃ泣いてた」「夜の営みになるとアイツ、×××(自己規制)やねんで」など、交際中のすべての出来事における私の秘密を、あろうことか男同士の飲み会のネタにしていたのです。

そしてその数日後、この一件がきっかけでこれまでにない大喧嘩をした私とC君は、お互いに別々の道を歩むことを決めました。うん、普通に別れたよね。

結論: 自己流の恋愛論を持つと簡単にダメンズに泣かされる

この経験を基に、私は自分がいかに浅はかな考えを持っていたのかを知ることができました。

というのも冒頭でお伝えした通り、当時の私は「男は彼女のことを簡単に他人には話さない」「カップルの秘密は守って当然」など自己流の恋愛論を持っていました。

とはいえ普通に考えれば、人間の価値観は人それぞれ。すべての人間にその恋愛論が当てはまることなどありません。

それさえ気づいていれば、交際当初「C君は噂話が大好きである」という事実に気が付いた時点で何らかのアクションを起こすことができたでしょう。

しかし、自己流の恋愛論を信じきっていたがため、彼の裏切り行為とも呼べる行動を予測できず、その結果、お喋り大好きC君の行動に泣かされる羽目になってしまったのです。

対策:「恋愛に絶対などありえない」と思おう

というわけで、今回私がお喋り野郎C君から学んだダメンズ対策はこちら。

【「恋愛に絶対などありえない」と思おう】

当たり前すぎることですが、恋愛に絶対などありません。

それにもかかわらず、「交際したら絶対にこうだ」「彼氏は絶対そんなことしない」など自分勝手な思い込みの恋愛論を持ってしまうと、いざ、それに当てはまらないダメンズに巡り合ったとき、とことん裏切り行為をされ、泣かされる羽目になります。

もし当時の私のように自分流の恋愛論を持つ方がいたら、一度、その思い込みを捨て、それよりも目の前にいる彼との信頼関係を築くようにしてはどうでしょうか。

そしてくれぐれも、噂話が大好きで口の軽いダメンズにはご注意ください。一度騙されると、周囲にプライバシーが筒抜けになるだけでなく、私のように時間が経った今でも飲み会のたびに周りからネタにされるという運命を辿ることになるからね!

LISA

フリーライター/コラムニスト/コスメコンシェルジュ。

高校時代は青春のすべてをギャルサーにささげた生粋の元・ガングロギャル。アパレル販売・営業、ホステスを経て2011年よりライター活動開始。得意ジャンルは恋愛、美容、漫画、ゲーム、レジャー。コラムや取材記事中心にお仕事をしています。

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