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【結婚願望が迷子です】「恋愛の仕方を忘れたと語る独身女性たちのリアル」

こんばんは。最近、やけに涙もろくなってきたのか、昔は「現実にこんなことあるはずないわ」と鼻で笑っていた純愛ドラマを見て号泣することが増えてきた、元キャバ嬢ライターのすずや鈴音です。

とはいえ、あくまでもフィクションの世界の話ですからね。現実世界ですずやがこんな純愛に巡り合う可能性など、年末ジャンボ宝くじの1等が当選するより低いですからね。(まあ、案の定2018年の年末ジャンボ宝くじも全部外れましたが……。)

そんなこじらせ街道まっしぐらのすずやですが、最近、私と同じく、恋愛の仕方に疑問を持つ独身女子たちと語り合う機会があったため、今回はそちらのお話についてご紹介したいと思います。

恋愛の仕方を忘れた独身女性たちの叫び

それは先日、彼氏がいないアラサー独身女性4人で飲んでいたときのことです。当初は、どうでもいい自虐ネタでおいしくお酒を飲んでいたのですが、気がつくと話題は恋愛の話に。

とはいえ、今回のメンバーは全員しばらく彼氏がいません。そのため、恋愛についての近況報告などは一切なかったのですが、代わりに、全員が同じ悩みを抱えていることが発覚したのです。

それが「年齢を重ねるごとに恋愛の仕方がわからなくなってきた」ということ。いや本当にこれ、同感してくれる独身女子も多いのではないでしょうか!

そして、その話題が出た瞬間、各々が「人を好きになるって何?」「てか、どうやって人を好きになっていたんだっけ?」「そもそも付き合うまでの流れを忘れた」とこれまで抱えていた思いをぶちまけるかのように、恋愛の難しさについて語り始めたのです。

自分の気持ちも相手の気持ちもわからない

まず、語り始めたのは、今現在、営業のお仕事をしているUちゃん。

彼女は仕事柄、出会いの機会も周りと比べ多いそうなのですが、なんせ、すずや同様にこじらせ街道まっしぐらであるため、どうでもいいことで勘ぐってしまうことが多いようなのです。

たとえば、「今度食事にでも行きましょう」「Uさんみたいな方と仕事ができて本当に良かったです」と男性から声をかけられたとき。

営業の仕事ということもあり、相手の言葉がお世辞なのか本気なのかわからない。万が一、それがお世辞であった場合、本気ととらえて恥をかきたくないから、自分から行動を起こすことなど当然できません。

さらには、しばらく恋愛をしてこなかったこともあり、そのように優しい言葉をかけられるだけで、男性を意識してしまうこともあるそう。ただ、それと同時に「本当に私は彼のことが好きなの?」「それとも優しくされただけだから好きだと錯覚しているの?」と自分の気持ちがまったくわからなくなってしまうのです。

そんな出来事を日々繰り返している彼女は、自分の気持ちも相手の気持ちもわからない現状に嫌気がさし、「学生時代のように直感で恋に落ちて、ひとりの人にドキドキするときめきをもう一度味わいたい」という本音を語ってくれました。

相手や周りの目が気になって好意を隠してしまう

また、接客業のお仕事をしているYちゃんは、社交性もあり、頼りになる姉御肌として周りの人たちに好かれている女性です。

ただ、そんな人間関係の中で生きているためか、好きな人ができても周りの目が気になってアプローチをかけられないのです。

学生時代は、好きな人ができたらすぐさま友達にも相談し、自分から相手に告白だってできていたYちゃん。

しかし、今は違います。周りから頼られる先輩像を演じる癖がついてしまったため、好きな人ができても変なプライドから周りに相談できないのです。

また、「女である自分を周りに見られることが恥ずかしい」とのこじらせぶりが板についてしまったため、周囲から「お前たち付き合えばいいのに」とからかわれても、「ふざけんなよ~付き合うわけないじゃん~」とあまのじゃくな態度をとってしまう。とにかく、何が何でも相手と周りの人たちに好意がバレないよう、徹底的に気持ちを隠そうとしてしまうのです。

で、彼女は言いますよね。「自分からはアプローチできないし、万が一、相手からアプローチされても恥ずかしさから全力で拒否してしまう気がするから、これから先、一生彼氏ができる気がしない」と。

気になる相手が現れても「結婚」の二文字が先に浮かぶ

そして、事務のお仕事をするNちゃん。彼女は、積極的に合コンなどに参加しては、婚活の場に足を運んでいるのですが。

どんな相手に対しても、真っ先に頭に「結婚」の二文字が浮かんでしまうため、自分の感情だけで恋愛ができなくなっているのだそうです。

たとえ気になる男性が現れて、「この人ちょっと良いかも」と思っても、この相手と結婚したらどうなるのかと無意識のうちに考えてしまうため、いくら出会いの場に足を運んでも、なかなかうまくいかないのだとか。

そんな結婚の二文字だけを考え、「好き」の気持ちだけで相手を選べなくなっている自分にかなり自己嫌悪しているそうで、最近は、「恋愛って何だっけ」「付き合うって何だっけ」ということばかりを考えて過ごしているのです。

まず私たちは恋愛の仕方を思い出さなければいけない

そんな(すずやも含め)こじらせにこじらせまくった結果、恋愛の仕方がわからなくなってしまった独身女子たちの本音が聞けた今回。

確かに、彼女たちだけに限らず、しばらく恋愛をしていない独身女性の中には、「恋愛の仕方を忘れた」と語る人も多くいます。

実際、すずやも今すぐに気になる男性が現れたとしても、昔みたいに自分から行動をうつせず、チャンスを逃してしまう気がするのですよね。っていうか、100%チャンスを逃す自信があります。だって、このこじらせ具合ですもん!

となると、しばらく彼氏がいないフリー期間を過ごしている女性は、結婚願望の有無に限らず、まず恋愛の仕方を思い出すことが重要なのかも。そして、恋愛の仕方さえ思い出せたら、自然と結婚についても落ち着いて考えられるようになるのかもしれません。

……まあ、そんな簡単に人生はいかないのですがね。

 

【結婚願望が迷子です】
すずや鈴音
すずや鈴音

生まれも育ちも関西の元キャバ嬢ライター。好きなものはお金とお酒とマカロニサラダ。10代から熱しやすく冷めやすい短命恋愛を繰り返す/すずや鈴音twitter

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