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【すずや鈴音のお悩み相談室】〜処女である自分に自信が持てず恋愛にも積極的になれない〜

こんばんは。星の数ほどのダメ恋愛を繰り返してきた元キャバ嬢ライターのすずや鈴音が、自身の失敗経験をもとにみなさまのお悩みにお答えする「すずや鈴音のお悩み相談室」。

早速今夜も、読者の方々からお寄せいただいたご相談に私すずやがタメになるかどうかわからないアドバイスをしていきたいと思います!

ご相談内容

こんにちは。私は恥ずかしながら処女です。

男性とお付き合いしたことはあるものの、手を繋いだときに「なんか気持ち悪い」と感じて別れてしまったり、「絶対痩せていてほしい、この服を着てほしい、好きって言ってほしい、仕事より僕を大事にしてほしい」など言われるのが窮屈になってしまって別れてしまったりと、全然長続きせず、そういう行為に発展することなくさよならしてきました。

25歳になり、四捨五入すればもう30歳。アラサーです。

学生時代の友達はほとんど彼氏や婚約者がいる状態。職場でも20代で独身なのは私だけ。

そのため仕事を振られることも多くて、とても忙しいです。今付き合っている人もいません。

私の中で焦りはあるものの、恋愛にガツガツしていると思われてしまうのも恥ずかしく、でも自分から動かなければ出会える訳はないのでモヤモヤします。

「私なんてこの歳まで処女で来てしまったし、きっと私がクズだから恋愛できないのだ。家族以外の誰にも愛されないまま死んでいくのかな」と思いつめてしまう夜もあります。

私、どうしたらいいのでしょうね? 人のことを愛したいし愛されたいけど、すごく難しいです。

すずやからの一言「恋愛に焦る前に自分自身を愛してあげて」

ご相談メールありがとうございます! まずメールを拝見させていただいた時点で思ったことがあるので、一言だけ言わせていただいてもよろしいですか?

えっ、本当に相談相手がすずやで大丈夫ですか? DJあおいさんへの相談メールが間違って届いたとかじゃないですよね?

と一瞬我ながら驚いたくらいには、相談者様が深刻に悩んでおられるようなので、力不足ではございますが、全力でためになるかわからないアドバイスをさせていただければと思います。

えっと、まず処女とか彼氏がいないとか、職場でひとりだけ独身であるとか、さまざまなお悩みをお持ちのようですが……。

ここはすずやが断言します。そこらへんはまったく気にする必要はありません!

と言いますのも、恋愛氷河期(?)と言われる昨今。

男性経験がないのはもちろん、異性とお付き合いや手を繋いだことすらない女性も珍しくはありません。実際、すずやもこれまでに連載企画内でさまざまな独身女性に出会ってきましたが、男性経験や交際経験のない方って相談者様が思っているよりも多いと思います。

だからね、そんな「恥ずかしながら……」なんて思う必要はありませんよ。

逆に街中を歩いていて、同年代くらいの女性とすれ違ったら「今すれ違った10人中2~3人は私と同じく処女仲間かも」くらいにお気楽に考えても良いと思います。

元カレを気持ち悪いと思った理由は?

さてさて、肝心の元カレとの交際や恋愛に対する焦りですが、実は相談メールを拝見していて思ったのですが、私すずやも相談者様と同じ経験があるのですよね。

それは今とは違う意味でこじらせにこじらせまくっていた10代後半の頃でしょうか。私も相談者様と同じく、「どうせ私なんか誰にも愛されないのだ」と思っていた時期がありました。

で、当時お付き合いしていた彼氏がいたのですが、これまた相談者様と同じく、手を触れただけでも「こいつ気持ち悪っ!」と全身に鳥肌が立ったり、「好きだよ」と言われても「あ、うん……そうなんだ……」としか言えなかったり。

とにかく好きで付き合ったはずなのに、彼氏のことを日に日に気持ち悪いとか、一緒にいて窮屈だと感じてくるようになったのですよね。

でも実はこの現象、相手(彼氏)ではなく自分に問題があったのです。

というのも当時の私は自己肯定感が低く、「どうせ私なんて……」と考えたり、周りの女子と自分を比べたりと、要は自分で自分を愛せない人間だったのですよね。

そんな人間が突然、異性から「君のことが好きだ!付き合ってくれ!」なんて言われたら喜ぶどころか、「自分でも自分を愛せないこんな私を好きになるなんて、この人頭がおかしいのじゃない?」という嫌悪感を抱いてしまうのです。

それもあり当時の私は、彼氏から好意を向けられれば向けられるほど、気持ち悪さや窮屈さを覚えていたのかもしれません。

実際、このように異性から好意を向けられると気持ち悪さを感じてしまうという女性って意外と多いのです。

恋愛に焦るよりもまず自分を愛してあげて

必ずしも相談者が過去のすずやと同じタイプであるとは限らないかもしれません。

ただ、「私なんてこの歳まで処女で来てしまったし、きっと私がクズだから恋愛できないのだ。家族以外の誰にも愛されないまま死んでいくのかな」と考えちゃう時点で、もしかすると自分自身を愛せず、「どうせ私なんて……」と考えている部分があるのではないでしょうか。

仮にそうであれば、今新たな出会いがあり、交際に発展したとしても、過去の元カレとの恋愛の二の舞になるだけだと思います。

それにより「やっぱり私はダメなんだ」と今以上に自己肯定感が低くなってしまう可能性も。

まずは恋愛に焦りを感じて「出会いを探さなきゃ」と思う前に、自分自身を愛してあげることから始めてはどうでしょうか。

いや、普段のすずや的にはこの「自分自身を愛してあげる」というスピリチュアル的な言葉、めちゃくちゃ苦手なのですがね。

他人から言われても、「いや、自分に愛せる部分がない人間だから悩んでいるのだよ」と言い返したくなるくらい苦手な言葉なのですがね。

でもそんなすずやですら、今の相談者様に必要なのはなによりも「自分自身を愛してあげること」だと思います。あと「どうせ私なんて」とか自己否定する癖もやめる努力をしましょう。

そして100%とは言わずとも、多少なり自分自身のことが好きになれたら恋愛に対しても焦りではなく前向きな考えができます。その後、すてきな異性と出会って交際が始まっても、これまでのように気持ち悪さや窮屈感を抱くこともなくなるでしょう。

なによりメールを拝見する限り、相談者様はすずやと正反対でものすごくしっかり者なのだと思います。その分、小さなことでも考え込んだり、落ち込んで引きずり続けたりしちゃうこともあるのかなと。

でもそれを短所と考えず、長所だととらえてみるのも、自分自身を愛してあげる第一歩になるのではないでしょうか。

きっと他にも相談者様自身気がついていないだけで、あなたの長所は他にももっとたくさんあります。それをひとつずつ知ることで、少しずつ自分を愛していけるようにしてみてくださいね。

そして今回のすずやのアドバイスが「まったくもって役にたたねえよ」と感じましたら、ぜひ、DJあおいさんの方にご相談メールをお送りください。いや、本当にこんな適当人間のすずやに相談メールをいただき、ありがとうございます。

すずや鈴音
すずや鈴音

生まれも育ちも関西の元キャバ嬢ライター。好きなものはお金とお酒とマカロニサラダ。10代から熱しやすく冷めやすい短命恋愛を繰り返す/すずや鈴音twitter

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