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ライバルに差がつく!婚活での必須テク「エレベータートーク」って?

男性は、なんだかんだで仕事に生きる性分です。彼らが身を置くビジネスの世界には、「エレベータートーク」という話術が存在します。身近な彼らをゲットするには、恋愛シーンにもエレベータートークを引用するのが一番です。ところで、エレベータートークって何?

男性は「短時間プレゼン」が日常茶飯事

たまたまエレベーターに乗り合わせたごく短時間で、自分の意志を相手に伝えるのがエレベータートークです。語源となったのは、とある起業家のエピソード。有力な投資家が出入りするオフィスビルの前で待ち伏せをし、偶然同じエレベーターに乗り合わせたふりをして、その時間内で自分のプランを語り、資金提供まで漕ぎ着けたサクセスストーリーです。

エレベーターって、どんなに高い階数まで昇るとしても、せいぜい1分弱程度。その短い時間に、デキるビジネスマンはチャンスを掴んでいるんですね。企業の研修でも、実際にエレベーターを使って、短時間プレゼンの研修を行なうこともあるそうです。

そう考えると、世の男性たちは、エレベータートーク慣れしているといえます。

エレベータートークは婚活イベントの必須テクニック

エレベータートーク慣れしている男性に、ダラダラと長い話を繰り広げるのは、ビジネスを離れた場といえども賢明ではありません。特に、大人数の婚活パーティーでは、ダラダラ喋っているうちに相手が入れ替わってしまいます。自分自身のプレゼンを、いかに短くまとめる工夫が必要といえるでしょう。

印象に残るキャッチコピーを

「短くまとめる工夫」と書きましたが、まとめる必要はないかもしれません。数十秒~数分に全部詰め込むって、どう考えても無理ですからね。要点を絞り、興味を持たせることに集中しましょう。要するに、インパクト勝負です。名前や年齢、職業や出身地などは、入れ替わる前の女性とも、その前の女性とも喋っているはず。印象に残るわけがないのです。聞かれてから答える程度の認識でノープロブレム!

むしろ、いきなり「ここに来る途中で電車が遅れちゃってまだ息がハァハァしちゃっているんですよ」とか、「昨日筋トレしたら全身筋肉痛になっちゃって、動きがぎこちなくてお恥ずかしいです」などのほうが、印象に残る確率は高いです。「ハァハァの子」「筋トレの子」など、わかりやすいキャッチコピーで男性の脳内にインプットされますからね。第一声は、「キャッチコピーっぽい言葉を盛り込む」を意識しましょう。

興味を持たせるには「目先の事柄」を提示

キャッチコピー提示の次にすべきことは、「興味を持たせる」ことです。筆者が思うに、人間は遠い未来よりも目先の事柄に対して興味を持つ傾向が強いのではないかと。あなた自身にも経験があるはず、たとえば女友だちから、「ネイリストをやっているんだけど、5年後には自分のサロンを出したいなぁ」と打ち明けられても、「そっか、叶うと良いね」としか返さないでしょうが、「ネイリストをやっているんだけど、来月自分のサロンを出すことになったの」のほうが、「場所はどの辺?」「夜遅い時間帯までやっているの?」など、興味が湧き、あれやこれやと聞きたくなります。

そう考えると、「趣味は料理で、特にホウレンソウのキッシュには自信があります」よりも、「趣味はお酒を飲むこと、池袋界隈のビアホールはほぼ網羅しています」のほうがベター。料理を振る舞うって、それなりに親密な関係に発展してからのことなので、どちらかといえば「遠い未来」に該当します。対してビアホールなら、次回デートとしても行ける「目先の事柄」なので、興味を持たせやすいです。

ゆっくり時間をかけてのおしゃべりは、お付き合いに発展してからいくらでもできます。時間が限られた出会いの場では、短時間プレゼンに魂をこめましょう。

菊池美佳子
菊池美佳子

コラムニスト。『つけちゃうぞ!大人の保健体育』(遊タイム出版)『テレフォンセックス裏物語』(幻冬舎)『Sの妹Mの彼女』(遊タイム出版)など、性愛に関する著書多数あり。

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