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第9夜~付き合う前に体の関係を持ってしまいました【お悩みトゥナイト】

「結婚できる女になる」ための情報を発信中の「DOKUJO」。しかし、世の中には多くの女子が様々な悩みを抱えています。そんな女子を救うべく、「プロの独身」である編集長・東香名子が、あなたのお悩みに直接お答えします。

お悩み「付き合う前に性的な関係をしてしまいました」(黒ゴマさん/27歳)

気になる彼と体の関係を持ってしまいました。「私たち、付き合ってるの?」と聞いたら、はぐらかされてしまいました。私はセフレ扱いなのでしょうか。彼のことがとても好きなので、私は付き合いたいと思っています。どうしたら本命の彼女になれますか?(黒ゴマさん/27歳)

編集長・東「20代女子が一度はぶつかる問題です」

来ました、この質問!20代の女子なら、一度はぶつかる壁、一度は犯してしまうミス「付き合う前の性交渉」。その苦しみも含めて、子どもの頃に1度はかかる「はしか」みたいなものです。苦しんでいるのは黒ゴマさんだけにあらず。ご安心を。(DOKUJOでも過去に連載しているのでご参考に)ちなみに30代でこれに悩んでいたら、ちょっとヤバイかも(そんな人は東に直接ご連絡を)。

まず黒ゴマさんの「どうしたら本命の彼女になれますか」という質問ですが、「『私たち、付き合ってるの?』と聞いたら、はぐらかされた」と言うあたり、すぐに付き合うことは難しいでしょう。確率はかなり低いです。ゼロではないけど。

なぜか。ふつう男性は性交渉に挑むためには「付き合ってください」という言葉が必要だと思っています。しかし、男性にとってこの言葉を言うのには勇気が要ります。苦行レベルらしいです。なので、その苦行なしに性的関係を許したあなたは、仏。いや「付き合わなくても性的関係を許してくれる良いヤツ」「棚からぼた餅女」というポジションなのです。

しかし、この「棚ぼた女」から本命になる方法。ゼロではありません。あるにはあります。ですが、私が独自に調べたデータによると、宝くじが当たるレベルの確率。これこれ、黒ゴマさん、あふれる涙と鼻水を拭いて。その宝くじを引き当てる覚悟があるならば、読み進めていただきたい。

宝くじレベルの恋愛に勝つ方法は?

棚ぼた女から本命になるには、「実力と運」が要ります。勝率を上げるために、黒ゴマさんができること。まずは一刻も早く、半年くらい、彼の前から姿を消してください。彼には会わない。連絡しない。とにかく我慢。死んだ気になって。しばらくすると「あれ?アイツどうした……?」と、彼が若干気になるようになります。

しかしながら、これ、多くの女性が、できないんですよね。だって好きなんだもん。私も経験あるから分かります。好きな人、しかも一回やった人と連絡を取らないのは、まさに苦行。五臓六腑を引き裂かれる悲しみ。超難関。偏差値40で東大を受けるようなもの。

寂しさのあまり、ついついメールを返信して、またお泊まりして、傷つく、という悪循環にはまっています。それを断ち切るには連絡を取らないことが必須。これができる女性は、全体の15%くらいでしょう。(偏差値40で東大よりは勝率いいですね)

半年続けると、彼はあなたのことを忘れるでしょう。そのとき、偶然を装って彼の前にさっそうと現れてください。ただし、色気ムンムンの誰もが振り返る超美人に変身していることが必要です。

ご存じの通り、男は美人に弱いです。「棚ぼた女が俺と会わないうちに、こんなにキレイになりやがって!」と彼に火がつきます。おそらく、彼はここでデートに誘ってきます。ここで尻尾を振ってついていっては努力が水の泡。我慢、忍耐。まずは1回断ること。おそらく、もう1回誘ってきますから、渋々OKするようにしてください。

男は「一度やらせてくれたから、もう一度やらせてくれる」と思っているおバカさんです。ですからデートに行ったら早速ホテルに誘ってきます。ここでも、やはり断ってください。

この「寸止め」。彼の闘争心に火が付きます。ここで初めて、あなたを本命の彼女として手に入れるか考えるというわけです。意地と意地のぶつかり合いですね。

しかしながら、半年間で色気ムンムンの超美人に変貌できる確率は5%。さらに彼からデートに誘ってくる確率は4%。彼がベッドに誘ってきたら、断ることができる確率が3%。彼があなたのことが気になり、必死にアプローチをしてくる可能性は2%。そもそも、彼が半年たってもフリーであるか、またあなたに違う彼氏ができてない確率を合わせると……まさに宝くじ。「運」です。

付き合う前に性的関係を許した女性が本命になるのは、奇跡が奇跡を呼んだ結果なんです。彼を本命に仕留めるべく、この賭けに挑戦するかはあなた次第ですよ。

 【今夜の格言】棚ぼた女から本命になるのは、宝くじに当たるようなもの

 

東 香名子

コラムニスト。東京独女スタイル編集長を歴任。1983年生まれ。独身女性の視点から、恋やライフスタイルを分析したジャーナリスティックなコラムを得意とする。雑誌「デートスペシャルなび」で連載中。テレビ、雑誌、ラジオ等各方面で活躍中。電子書籍「モテる!ソーシャル恋愛術」「ここで差がつく街コンテクニック」等。趣味は鉄道。

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