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2020年東京五輪までに結婚&出産する方法【トイアンナインタビュー】

結婚 したい、でもできない。

結婚 適齢期を迎えたアラサー女子なら、誰もが抱える悩みでしょう。仕事との両立、出会いの少なさなど、その理由は人それぞれ。しかし、そのメンタリティには共通点があるのかもしれません。

今回、初の著書『恋愛障害 どうして「普通」に愛されないのか?』が話題の人気ブロガー・トイアンナさんにインタビュー! 結婚 できない女性の悩みや、そんな女性たちが 結婚 する方法について聞いてみました。

「毒親」に悩む女子が急増中?

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―――トイアンナさんへの相談で、目立つものは?

「親子関係、いわゆる毒親についてですね。例えば、『親子関係が悪くて、恋愛どころか何もできなかった。こんな私、もう死ぬしかないのでしょうか』という、砲丸のような相談が飛んでくることもあります」

―――それはヘビー……毒親の特徴は?

「私は、基本的に親はプラスかマイナスか、という点数方式で区別するのではなく、様々なタイプがいるだけと考えています。それが愛情不足だったり、過多だったりすることもあるでしょうが、共通しているのは愛情のかけ方のクセが強かった、ということだと思います」

―――なぜそんな苦しい状況に気付けないのでしょうか?

「親の愛情に縛られている人は、親の命令は当然従うものだし従うべき、という考えが刷り込まれているという特徴があります。
そういう毒親で多いのは、『私はこんなに愛情をかけているんだから感謝しろ』という印象を与えたり、直接言葉をかけたりすること。すると娘は、『私は感謝しなければいけない』と思ってしまうんです」

毒親が恋愛や 結婚 に与える影響

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―――毒親といい関係を築くことはできるのでしょうか?

「距離をとると関係は良くなるはず。親子であっても、結局は他人。一緒に住んでいれば、楽な相手と辛い相手は出てきて当然ですから。
それに子どもと離れると、親も『子どものいない人生』を取り戻すことができ、自立を教えてあげることにつながります。女性の場合は、結婚しても旦那さんを看取る可能性の方が高いので、その時に一人になれないと大変です。その訓練を今のうちにすると考えればいいと思います」

―――では、親を一人にさせられないと考えてしまう女性は、結婚できない?

「実は五分五分。そのような考え方をする女性は、男性に対しても『私がいてあげないと!』というメンタリティになる。そのため結婚はできるかもしれないが、結婚で幸せになれるかまで突き詰めると厳しいかもしれない」

―――そんな女性の特徴は?

「これまでの人生をすごく頑張ってきた女性が多いです。親の言う通りに勉強し、就職し、仕事をしてきた、真面目で一生懸命な女性。
そんな彼女たちが結婚適齢期に差し掛かると、『結婚してほしい』『孫の顔が見たい』という親の期待にも応えたいと思い、『結婚したい』と考える傾向があります」

結婚 は、あなたにとって本当に大切?

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―――「結婚すべき」と思っている女性ほど、婚活に精を出し過ぎて婚活疲れを引き起こしているような気がします。

「婚活を始める前に、『本当の本当の本当~に、結婚すべき?』と突き詰めて考える必要があります。ところがそれをすっ飛ばして婚活を始めてしまうと、大変なことになってしまうんです」

―――例えば?

「もし『親が結婚をすすめているから』という理由で婚活をし、結婚したとしましょう。その結婚が失敗したら、親を責めてしまう可能性が出てきます。こういうきっかけから、親子間でもトラブルが引き起こされてしまうかもしれません」

―――では、どのような考え方をすればよいのでしょうか?

「考え方には、2つの方法があります。『したい・したくない』もしくは『しなければならない』。どちらの考えに基づいて選択をするかで、人生の幸せ度は変わると言えます」

―――例えば?

「結婚を例にすると、もうアラサーだから結婚『しなければならない』という気持ちで結婚する人と、世間体もあるから結婚『したい』という気持ちで結婚した2人がいたとしましょう。
どちらも結婚したい理由は世間体ですが、『結婚したい』と思ってした後者の女性は幸せになりやすいのではないでしょうか。たとえ結婚に失敗しても、自分がしたいと思った結果だから腹をくくれますし、反省点を活かしてまたやり直せるからです。
逆に、『しなければならない』と思って行動すると、失敗した時に『あのとき結婚しろって言ったのはあなたじゃない!』と人を責めたくなってしまう。だから後悔することになるんです」

結婚 の「メリット」を見つける方法

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―――結婚に対するモチベーションを上げるには?

「例えば、いくつかの外資系企業においては出世の条件に『結婚』も含まれています。結婚していないと管理職になれない、昇進できないんです。そういった企業では日本企業より結婚のプレッシャーが強いんです。
イメージとしては、大統領とファーストレディがわかりやすいでしょう。賢く対等な相手をパートナーにし、かつその家庭が円満でなければアメリカのリーダーとしてふさわしくない、という印象がかなりあります」

―――それはかなり極端な……

「それを踏まえると、ただ『結婚したい』と言っているだけ人は、結婚に明確なメリットを見出していないのでは?結婚したいと言いながら婚活もしていない、結婚相談所にも登録していないのであれば、結婚が重要ではないか、結婚にメリットを見出していないのかもしれません。
もしそれがわかったなら、次にすべき質問は『結婚は、あなたの人生に必要ですか?』ということだと思います」

―――それでも「どうしても結婚したい!」という女性は、どうすればよい?

「期限を決めて婚活するのがベストです。例えば、半年だけ死ぬ気で婚活すると決めてしまえば短期決戦になりますから、負担を軽くすることができるでしょう。
そして、出会った男性の中でベストな人と結婚するというプロジェクトにしてみる。もともと『結婚しなければならない』と考える女性は真面目な人が多いので、仕事と割り切った瞬間うまくいくかもしれません」

最終手段!? 結婚 を「プロジェクト化」

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―――結婚を「プロジェクト化」する方法は?

「まずは締切を決めましょう。期限を設けると人はやる気を出して行動できるので、いつまでに結婚したいのか、日付まで決めてしまうのです」

―――日付まで!?

「そうです。もし子どもが欲しい女性であれば、出産日を決めてしまってもいいでしょう。具体的には、2019年3月31日までには産んでいたい、というように。そして、そこから逆算すればいいんです」

―――逆算をする?

「はい、最後の締切からさかのぼる形で婚活スケジュールを組みます。この日までに出産するなら、いつまでに妊娠しなくてはいけない。授かり婚だとしても〇月〇日までに婚約を決めなければいけない、結婚相手といつまでに出会わなければいけない……ということまで計算すれば、行動できるはずですよ」

2020年東京五輪を家族で観戦するプラン

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―――今の独身女性にとっては、2020年東京オリンピックが一つの節目となるはず。例えば、東京オリンピックを子ども、旦那と一緒に観戦するには、どのようなプロジェクトになりますか?

「早速スケジュールを組んでみましょう。
まず、東京オリンピックは2020年7月24日~8月9日まで開催されます。つまり、7月24日までに家族がいなければいけません。
妊娠期間に余裕を持たせて約1年間とするなら、2019年9月には妊娠していなければいけません。
それまでに入籍しておきたいので、1年間妊活をすると考えると、2018年8月までに入籍している必要があります。
さらに逆算していくと、それまでに結納や結婚式などをしなければいけません。入籍の1年前にはプロポーズされておきたいですね。そうするとつまり、2017年9月にプロポーズされることが目標となります」

―――今は2016年……どんどん迫ってきて怖い!

「まだまだいきますよ(笑)
2017年9月にプロポーズされる、もしくはするためには交際開始からプロポーズまでに最低半年かかると想定すると、2017年3月には誰かと付き合っていなければいけないということになりますね!今は2016年9月なので……」

―――ど、どうしよう!約半年で恋人を見つけなければいけないということになります!

「こうして締切を決めて逆算すると、やる気出ますよね。意外とすぐですよ、東京オリンピック! 
もし今恋人がいたとしても、彼からのプロポーズをのんびり待つ暇はないかもしれません」

―――このスケジュールをもっと活用するには?

「2点あります。
まずはこのスケジュールからいらない要素を外すといいですね。大胆なことを言ってしまえば、結婚しなきゃ子どもを産めないわけではありません。もし結婚抜きで2020年までに子供を産みたいなら、期限まで余裕ができます。
その他にも、交際期間や入籍、結婚式など、調整できる部分をあなた用にカスタマイズしてみましょう。婚約期間はいらないかも、それより交際期間を延ばしたいから延ばそう……といったように。
もう1点は、スケジュールが遅れてもあわてずに『どこを短縮すれば取り返せるか』を考えること。仕事でもそうですが、納期にさえ帳尻があれば途中の予定が動いても問題ありません。あくまで目標値として活用できればいいですね。
自分の人生、最後は自分次第。ぜひ『したい』と思ったことを中心に人生を選択してください」

トイアンナ・プロフィール

結婚

外資系企業に数年務めたのち、ライターとして独立。
女性の生き方やキャリアを中心に執筆活動を展開し、ブログ『トイアンナのぐだぐだ』は最高月間50万PVを記録。
10媒体以上で好評連載中。
著書『恋愛障害 どうして「普通」に愛されないのか?』が好評発売中。
 
 
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編集部
編集部

女性の生活スタイルやキャリア、社会的課題における有益な情報を提供したい。

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