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セックス上手は、カ・イ・カ・ン上手【夜のマナー美人への道*10】

あなたは夜のマナーを気にしていますか?

もしも「濡れにくい」「感じにくい」「気持ちよさが分からない」などで、セックスを「気持ちイイ」と思えていなければ、夜のマナー違反をしちゃう可能性が・・・。

そういうとき「彼がヘタなのが悪い!」と、相手のせいにしがちだからです。

「気持ちイイ」と思うには相手のテクニック以前に、自分のコンディションが大きく関わっていることをご存知? それを知っていれば「彼がヘタ!」なんていう相手の気持ちを無視した言葉は簡単には言えないはずです。

感度が風邪をひく、その原因とは?

本来女性のカラダは、熱いものに触れると熱く感じたり、感動したときに涙がでたりするように、性的興奮を受けると「気持ちイイ」と感じる回路を持っています。

その感覚が起きないということは、なんらかの原因で感度のコンディションが悪くなっています。いうならば、“感度が風邪をひいた状態”。

カラダが風邪をひいているときに、おいしいものを食べても嬉しくないように、感度が風邪をひくと、彼とのセックスも気持ちイイと思えないのは当然です。

感度が風邪をひく原因はいろいろあります。

緊張するシーンでの食事がきちんと味わえないように、緊張は感覚を鈍らせます。それは「感度」という感覚も同様。緊張は「感度の風邪」の原因のひとつです。

おいしいものでも毎日食べ続けると「おいしい」と思わなくなることがありますよね。同じようにバイブなどで強い快感を続けていると、飽きたりマヒしたりして気持ちよさを感じにくくなることも。

体調不良のときに味が分からなくなるように、体調不良で快感が分からなくなってしまうことだってあります。

セックスという行為に嫌悪感があったり、相手を信頼できなかったりすると、セックス自体を心とカラダが拒否してしまい、感じるどころではなくなってしまうでしょう。

こじらせた“感度の風邪”を回復させるには

感度の風邪にはさまざまな原因があることが分かったところで、対処法をお伝えしましょう。自分で簡単にできることばかりです。

1. リラックス

緊張で感じられない場合は、まずはリラックスすることです。マッサージをし合ったりお風呂で温まってカラダをゆるめたりもいいですし、リラックスできる香りのアロマを炊くのもいいでしょう。

仕事を頑張り過ぎての緊張感ならしっかり休養をとることも大事です。 また、ふたりで「緊張の原因」を話してみるのも手。「カラダを見られるのがハズかしい」「痛そう」などの心配を相手に打ち明けることで心が晴れ、リラックスできることも。

2. オナ禁

電マと呼ばれる健康器具などを使った、過剰なオナニーによる感度のマヒの場合は、しばらく器具を使ったオナニーは禁止してみましょう。

モンモンとしてもガマン。ガマンできないときは指を使って。そうすることで、自然なセックスでの快感を取り戻せるでしょう。

3. 規則正しい生活をする

体調不良が原因となっている場合は、食事バランスをとりつつ規則正しい生活で体調を整えるようにしましょう。

また、生理不順、子宮内膜症、性感染症、生理痛など、女性器の不調も感度に影響します。自分は大丈夫だと思っても、健康診断を受ける感覚で、年に一度は婦人科チェックを受けてみましょう。

4. モヤモヤを吐き出す

ストレスで体調を崩すように、心の問題は感度にも悪影響を与えます。セックスに嫌悪感があったり、相手に不信感があったりする場合は、いったんセックスから離れ、心にあるモヤモヤを相手と語ってみましょう。

できなければ、自分自身に問いかけたり、信用できる友人と語っても◎。誰かに話したり、客観的に考えたりすることで、以前の自分が感じていた嫌悪感が解消することはよくあります。


相手への不信感がある場合は、相手を攻めるのではなく「愛し合う自信がない」という自分のコンプレックスを打ち明けてみて。それでも心がセックスに向かなければ、無理にする必要はなし。心が許さない相手とセックスをしたところで、深い関係になれません。


このようにして、心とカラダの調子を整えれば、感度の風邪もよくなるはずです。

それでも、彼がヘタで感じないという場合もあるでしょう。そんなときは、自分はどうすれば気持ちいいのかを伝えたり、一緒にサーチしたりしてみましょう。

相手に引かれそう・・・? いえいえ、あなたが気持ちよくなることを喜ばないのは相手のマナー違反。

おつき合い自体を考え直してもいいのではないでしょうか?

ピンク先生
ロマンスライター。女性誌のセックス特集を中心に、セックスに関する記事や書籍を企画・制作。著書に『夜のマナーブック~誰も教えてくれなかったベッドのお作法~』(祥伝社)など多数。性を語る「セクシャルセンスアップヒーリング会」も主宰。 >> article
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