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「性欲が強すぎて」彼には言えない、アラサー独女のひとりエッチ事情

性を積極的に楽しむという意味では、プラトニックな恋愛も、複数の異性(または同性)との肉体関係も、本人がポジティブに考えていればその姿勢を応援していきたいと、私は考えています。

もちろんそれは、相手の有無によりません。というわけで、今回の「となりのビッチちゃん」では、ひとりエッチについて考えてみたいと思います。

女子会でも話せない!女性の性欲の実態とは?

<プロフィール>
名前:ひとりビッチちゃん
年齢:30歳前後
婚姻:未婚
職業:会社員

ビッチちゃん「きっかけは小学校の5、6年生くらいだったと思います。小学校高学年向けの雑誌に投稿コーナーがあって、当時はちょっとエッチな投稿とかもちらほらあったんです。それで、『こんなことしたら気持ちよくなった』みたいな投稿を読みながら、興味が湧いてきて……。

たとえば、うつ伏せで股間を床に擦り付けてみたとか、結構具体的なことまで書いてあったので、同じことをしてみたというのが、初めてのオナニーだったと思います」

田口「今はなくなってしまいましたが、かなり刺激的な内容の雑誌も多かったですよね。家族は知っていましたか?」

ビッチちゃん「どうだったんでしょう……。子供心にバレてはいけないという気持ちがあったのは覚えています。だから大人になって一人暮らしをし始めてからは、心置きなくできるようになりました(笑)。

彼氏ができてからはやり方も変わりましたね。それまでは外側だけの刺激だったのが、中にいれるのも怖くなくなったので」

田口「彼氏には、オナニーをしていることは話したことはありますか?」

ビッチちゃん「あります。でも聞かれたら言うって感じで、自分から進んで言うことはないです。積極的な女と思われて引かれそうだな~って」

田口「彼氏の反応は?」

ビッチちゃん「前に言ったときは『ふーん』っていう感じで、細かく聞かれたりとかはなかったです。ドン引きされるほどではなくてよかったですが……」

田口「オナニーの話は他人としにくいという意見は、GIRL’S CHのアンケートでもありましたからね。女性同士でもなかなか話すことがないみたいです。実際に女性同士でそういう話ってしますか?」

ビッチちゃん「全然しないです!だから今日話しているのがまれなくらい」

田口「私がよく聞くのは『他の人がどうやってしてるか気になる』『やり方が正しいかどうかわからない』という意見。そういうことって気になりますか?」

ビッチちゃん「確かに、他の人がどうやってしてるかは気になります。見る機会ないですから。やり方が正しいかは考えたこともなかったです。言われてみたらたしかに気になりますね……」

田口「ちなみに、どんな方法でしますか?」

ビッチちゃん「私は、指で性器の外側から刺激することが多いです。毎回ではないですが、ローターを使うこともあるし、中を刺激したいときはバイブを使ったりします」

田口「買ったり使うことに、抵抗はありませんでしたか?」

ビッチちゃん「ありました!AVや漫画で見て存在は知っていったんですが、刺激が強くて不感症になったり、膣がゆるくなるんじゃないかという心配がまずありました。

買うときも、さすがにお店で買うのは恥ずかしくて、大手の通販サイトとか女性向けのサイトで買いました。スマホが普及してからはすごく買いやすくなりましたよね。今はirohaが気になってます」

田口「最後に、オナニーとセックスって別ものだと思いますか?」

ビッチちゃん「全然違いますね。彼氏ができたらオナニーしなくなるということは、これまでなかったですし、むしろ頻度が増えたことも。本当はセックスしたいというときに相手がいるのが一番いいんですけどね。誰でもいいというわけでもないので……」

自分の性欲を認めてあげよう!

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女性にも性欲がある、オナニーをするということは、長らく見て見ぬふりをされていたように思います。ビッチちゃんの発言にもあったとおり、「積極的な女は引かれそう」ということを不安に思っている女性は少なくないのではないでしょうか。

特に日本の文化では、長く女性が性欲をあらわにすること自体がタブーとされていたということもあります。ですが、性を楽しみ、自分を肯定するためには、まずは自分の性欲を認めてあげてほしいと思います。

性欲を感じることも、オナニーをすることも、決して恥ずかしいことではありません。ひとりであってもパートナーがいても、性生活を謳歌できるといいですね。

田口桃子

GIRL'S CHプロデューサー。

2007年、新卒でソフト・オン・デマンド(株)に入社。営業、マーケティング等の部署を経て、2012年よりGIRL'S CHの立ち上げに携わる。以来現在まで、GIRL'S CHの現場リーダーとしてサイト運営をしつつ、オリジナル動画ではレポーター出演等をすることも。

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