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身も心も疲れてる?女性にマッサージ動画が人気な「ある」理由

 

《連載「となりのビッチちゃん」》

このコラムは、性や恋愛に対して前向きな女性をあえて「ビッチちゃん」と呼び肯定し、女性のライフスタイルの多様性を考えるコラムです。

 

私が運営している「GIRL’S CH」というサイトでは、女性向けに様々な動画を配信しています。
物語性を重視したもの、出演男性にこだわったものはもちろん、意外かもしれませんが、男性向けとして制作された動画でも人気のある作品があるんです。
今回は女性の「濡れる」ポイントから、女性のオーガズムについて考えてみたいと思います。

イケメンやドラマだけじゃない!意外な人気ジャンル

GIRL’S CHでは、男性向けとして制作された動画を、女性が見やすいように再編集したものを(女性が苦手なシーンをカットしたり、見所を集めたりして)配信しています。

女性向け作品を作っているメーカーはまだ少なく、でも「AVを見たい」という女性からの需要は大きい。
そんな供給不足を解決するために、毎月何千タイトルと発売されている男性向けの作品も一緒に取り扱っているのです。

実際に、女性向けメーカーの作品と男性向けメーカーの作品は人気を二分しており、女性がいろんな内容の作品を楽しんでいることがわかります。

さて、そんなGIRL’S CHでの人気ジャンルのひとつに、「マッサージ」というのがあります。
検索数も多く、タイトルに「マッサージ」と入っていると視聴回数が伸びる、ということも。

マッサージものは基本的に、女性を丁寧にマッサージしながら、徐々に性感帯に移行し、最終的には……という流れになっているので、女性が嫌な思いをする描写がないというのも人気の理由のひとつだと思います。

また、「そんなつもりじゃなかったのに気分が盛り上がってしまって……」という背徳感や、女優さんに感情の変化に共感しやすく没頭できるというのも、人気の理由だと思います。

女性と男性の“イク”は大違い!!

そんな「マッサージ」動画ですが、実は女性のオーガズムと大きく関係しているのではないかと思うのです。
男性は射精の瞬間にオーガズムに達するのに対し、女性は徐々に気持ちよさが増していき、長く続く。
男性が瞬間の快感を求めるのであれば、女性は持続する快感を求めるという感じ。
「マッサージ」動画は、男性と女性で違った楽しみ方をしているのかもしれません。

ところが、その違いって、普段気づかないですよね。
だって男女入れ替われるわけではないですから、互いの気持ちよさを体験することはできないからです。

それが故に、オーガズムに関しては様々なトラブルが巻き起こります。

「決まった体位じゃないとイケない。しかもかなり集中しないと。男性に主導されると自分のやり方じゃないから無理です」(30代後半/女性)

「毎回行為のあとに『イッた?』『今日はイケた?』と彼に確認されます。気持ち良いし、私はイカなくてもいいと思ってるんだけど、そう言われるとプレッシャーに感じてしまって……。イカせようと頑張ってくれるんですが、そのためにハードなこともされてしまって、エスカレートしてしまったらやだなぁと思ってます」(30代前半/女性)

「相手とイク時のタイミングがあうなんてほとんどないし、『イッてもいいよ』とか言われても逆に冷める。イクときは勝手にイクし、何よりそういう言い方をされるのがムカつきます。相手が自分のテクニックを過信しているような感じがして」(30代前半/女性)

男女の盛り上がり方はそれぞれ違いますし、必ずしもイカなくても充分満足できることもあります。
「女性にもオーガズムが必須」と考えることは、男性はパートナーである女性を、女性は自分自身を苦しめることになるので、その考えに縛られないことが大切ですね。


文・田口桃子
女性向け動画サイトGIRL’S CHプロデューサー。女性メディアDOKUJOで「となりのビッチちゃん」連載中。普段あまり取り上げられない女性の性についてのリアルを世に広めることで日本のタブーに挑戦している。

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