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アラサーの4人に1人が処女!ロストバージンに必要なコトとは?

アラサー処女

10月に入って新ドラマがスタートしますね。今クールも人気漫画のドラマ化作品が複数あり、綾瀬はるかちゃん主演『きょうは会社休みます。』もそのひとつ。

コミック(既刊7巻)はすでにチェック済みですが……。これはアラサー女子にとっては、危険すぎるストーリーです!ヒロインは33歳。これまで一度も男性とつき合ったことがなく、必然的に高齢処女。

とはいえ、これ自体はいまや特にめずらしいことではありません。調査では、30~34歳女性の23.8%、35~39歳女性の25.5%は「性経験なし」ということがわかっています(ちなみに男性はそれぞれ26.1%、27.7%)※。

「なんとなく」処女でいつづける

綾瀬はるかが処女の役なんて!という声も訊きますが、高齢処女は見るからに女としてNGな存在に違いない……と思うのは間違いです。

『きょうは会社~』のヒロインは地味な事務職で、職場でもちょっと煙たがられている〈お局さん〉。恋愛経験がないのがコンプレックスで自分に自信が持てない〈こじらせ女子〉です。

でも実は眼鏡をとって髪型を変えれば、あらカワイイ!!しかも、それを教えてくれた年下のイケメンと恋に落ちる……という、恥ずかしいぐらいのTHE王道少女。

漫画的展開ですが、実際の高齢処女も「美人!」と賞賛するほではないにしても、とってもフツウ、あるいは「わりとイケるんじゃん?」ぐらいの人が少なくないのです。

その理由も、手痛いトラウマがあるとか男性嫌悪があるとかではなく、“なんとなく”というのが多いです。男性とつきあいたい、セックスしてみたいという気持ちがないわけではないけど、一歩踏み出す勇気がなく、あるいはほかのことを優先させているうちに、なんとなく機会を逃してしまった……。

『きょうは会社~』のヒロインも、大学時代に一度だけあったセックスのチャンスを逃して以来、“なんとなく”33歳処女に至っています。

アラサーまでにセックスしておけ!

この“なんとなく”って罠ですよね。恋愛以外の場でもけっこうあります。私は「自分の仕事をまとめたH

を作ろう!」と思いつつも日々の忙しさにまぎれて“なんとなく”後回しにしているうちに、何年も経ってしまっています。

H

を作れば大きな変化があるかもしれないけど、いまのところなくても困っていない……・”ロストバージンを“なんとなく”後回しにする理由もそんなところではないでしょうか。

ロストバージンの場合は「痛いんじゃないか」「重い女って思われるんじゃないか」という不安もつきまとうので、なおさら先送りにしがちです。

そのうえ、時間が経てば経つほど腰が重くなるのは事実です。先輩女子として日ごろから「アラサーまでに恋愛を重ねておけ!」と声を大にして言っていますが、ここには「アラサーまでにセックスもしておけ!」も含まれます。

セックスは、異性とのコミュニケーションのなかでも最たるものです。これをクリアしておかないと、婚活という道のりは長く険しい道となるでしょう。セカンドバージン状態の人にも、同じことがいえます。

初めてのセックスで幸せは「幻想」

漫画のヒロインなら、自分はなにひとつ変わっていないのに、いきなり年下のイケメンくんから告白されたり、おつき合いしたり、そのうえ同世代のこれまたイケメンビジネスマンから結婚を前提の交際を申し込まれたりします。

〈こじらせ〉すらかわいいと評価されるので、初登場シーンの地味なルックスはどこへやら、どんどんあか抜けていって、後輩女子からも嫉妬されます。それどころかロストバージンも……(以下、ネタバレになるかもなので自粛!)。

言うだけ野暮ですが、こんなことは現実には起こりません。「好きな人と初めてのセックスをしていきなりハッピー」というのはファンタジーです。

女性に初体験のことを振り返ってもらうと、美しい思い出として大事にしている人は少数派。いま目の前にある恋愛が大事にする傾向が強い女性にとっては、ロストバージンも通過点でしかないということですね。

ロストバージンに必要なものとは

LOVEはなくてもLIKEがあれば、セックスはできてしまいます。実はそのほうが「好きな人と初めてのセックスをしていきなりハッピー」が幻想にすぎないと気づいたときのダメージも、小さいのです。

いまバージンの方も、こう悟っておくだけで、対象となる男性の範囲はぐっと広がることを知っておいてください。将来、好きな人と出会えたとき、「初めて」じゃないからといって、その喜びが半減することはありません。

ロストバージンに必要なのは恋愛力ではなく、行動力! かといって自分が傷つくセックスをくり返し、セックスも男性もきらいになってしまっては本末転倒ですから、「この人は自分を傷つけない」という洞察力も必要ということですね。

※厚生労働省「第14回 出生動向基本調査」(2010年)

編集部
編集部

女性の生活スタイルやキャリア、社会的課題における有益な情報を提供したい。

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