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【恋愛の処方箋】遠距離恋愛の未来が見えなくなった時の処方箋

こんにちは、夫婦円満協会の古山直美です。

恋愛や結婚に関するお悩み相談をいただくことが多いのですが、先日「遠距離恋愛」に悩む女性からご相談をいただきました。

恋愛は楽しいはずなのに、会えないと寂しいし不安になるし、精神的に苦しいことも多いですよね。私自身も、遠距離恋愛を経験したことがあります。遠距離でなくても、なかなか会えない恋愛もありました。

今日は、遠距離恋愛で苦しくなってしまった女性に、未来を変えるかもしれない一つの考え方をお伝えしたいと思います!

ご相談

東京と京都で遠距離恋愛6ヶ月になります。

彼とは友人の結婚パーティで知り合い、仲良くなりました。遠距離になることを覚悟でお付き合いがスタート。

最初のうちは彼からも頻繁に電話やメッセージが来ていましたが、最近連絡の頻度が減ってきたのを感じます。なかなかメッセージが既読にならないことも多くて寂しさを感じます。

お互い仕事も忙しく、会えても月に1度くらいがやっとという状況です。わたしの誕生日にはプレゼントを送ってくれましたが、結局会うことはできませんでした。

彼が浮気したり、他に好きな子がいるということは無さそうですし、会えばいつも優しくしてくれます。でも、このまま遠距離恋愛を続けるべきか正直迷っています。

友人や両親からは、「年齢のことを考えると、もっと結婚につながりそうな相手と付き合うべき」と言われています。

私の結婚を楽しみにしている両親のためにも、早く結婚してあげたいのですが彼とはまだ、結婚できる雰囲気はありません。私はどうしたら良いでしょうか?

相談者:A子さん 飲食店勤務 28歳

辛い恋愛の処方箋「選択理論心理学」

A子さん、ご相談ありがとうございます。

遠距離恋愛は、なかなか会えないことが辛いところですね。会えないぶん、お互い思いやりを持ちながらコミュニケーションをしていくことが求められます。

アメリカ生まれの「選択理論心理学」という心理学があり、A子さんのようにお悩みの場合、大変役に立つのではないかと思います。

選択理論心理学では、人には5つのの「基本的欲求」と呼ばれる欲求が生まれつき備わっており、その欲求を満たそうとして人は行動すると定義しています。 

5つの基本的欲求

・生存の欲求 食欲、性欲、睡眠欲、健康や安全などの欲求

・愛、所属の欲求 愛する人と仲良くいたい、何かに所属していたい欲求

・力の欲求 達成、承認されたい、勝ちたい、達成したい、貢献したいという欲求

・自由の欲求 自由でありたい欲求

・楽しみの欲求  知的好奇心やユーモアの欲求

恋愛の場合、実に多くの欲求を満たしてくれます。

生存の欲求は性欲、愛・所属の欲求は二人で過ごす親密な時間、力の欲求は相手からの承認や周囲からの承認、またはライバルに勝つことかもしれません。

楽しみの欲求。自由の欲求でさえ、恋愛初期には大抵満たされているはずです。お互いに相手の自由を尊重して嫌われないようにしているからです。

それぞれの欲求の満たし方は、人それぞれです。

わたし達人間は、恋愛において実に様々な行動をとります。相手に優しくしたり、外見を美しくしたり、プレゼントを贈ったり。自分を好きになってもらうために、一生懸命その時最善と思える行動を選択しています。

でも、手に入ってしまうと、だんだん相手に構う時間を減らしたり、不満をぶつけたり、脅したりするようになります。

願望は叶えるだけが全てじゃない

A子さんのご相談からは、3つの願望が見えます。

①遠距離恋愛の彼との関係をもっと深めていきたい

②早く結婚したい

③両親に花嫁姿を見せて喜んでもらいたい

いずれの願望も、A子さんの欲求を満たすことに繋がるのですが、現在はその理想の状態と現実にギャップがあるため、フラストレーションが溜まっているようです。

先ほどの3つの願望を叶える方法が見つけられない時、またはその願望を修正できない時、フラストレーションはどんどん大きくなってしまいます。

逆に言えば、願望を叶える方法を見つけたり、願望の書き換えができると、嘘のようにフラストレーションは無くなり、晴れ晴れとした気持ちになれるのです。

人は幸せになるために生まれてきたとするなら、時には願望を書き換えてみるのも大事なことです。

願望を見直してみると何が見える?

頭を柔軟に、ちょっと違う角度から問題を見てみましょう。

今回の悩みの先には思いもよらない幸せな未来があるかもしれません。

もしかしたら、彼と一緒に住むことになるかもしれないし、全然違う人とお見合いして結婚するかもしれません。結婚しないでも両親を喜ばせることがあるかもしれません。

思った通りにいかない時、人は「自分はなんて不幸な人間なんだろう」と思いがちです。私もよくそう思っていました!

でもちょっと角度を変えて見てみたら、「自分で自分を不幸にしていたな」と思ったのです。大切に思ってくれる彼や両親がいることは、本当に素晴らしいことです。

焦る気持ちは、一回そっと横に置いて、色々なアイデア、可能性を出してみてはいかがでしょうか。馬鹿げていると思えるものでも、案外願望を叶えるヒントがあるかもしれません。

アイデアが出たら、どれでも良いので小さなことからやってみることです。

いつだって小さな行動が人生を変えていくのです。

いつもその時最善の選択をすると決める

最後に、私自身の人生を大きく変えてくれた大切な考え方をお伝えします。

それは、「その時最善の選択をする」ということです。自分の人生を後悔なく生きるということは、常に最善の選択をするということなのです。他人に言われたからそうした、という選択はベストな選択とは言えません。

色々な可能性を比較して、その時一番良いと思える選択ができたなら、どのような結果になっても人を恨んだり過去を責めたりすることはありません。

A子さんが、10年後、20年後に、あの時の選択は正しかったと言える毎日を送ってほしいと思います。 

彼との関係も、もしかしたら、まだ始まったばかりかもしれません。ぜひ彼にも、どんな人生を送っていきたいのか?聞いてみると良いのではないでしょうか。

悩めるのもまた、恋愛の醍醐味です。しっかり悩んで考えて、納得いく選択ができますようお祈りしています!

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古山直美

離婚後29歳で夜の世界に飛び込み、4年間で2000名を超えるエグゼクティブのお客様を接客。国内はもとより世界の富裕層を顧客に持つ。現役時代のブログが1日最高11万PV、起業家ランキング1位を記録。女性育成セミナーやレッスンは即日満席となる。引退後、全てを理解してくれる現在の夫と再婚、夫婦円満協会を設立。これまで全国のべ700名を超える人々に講演、anan、MINE、WOMeなど有名WEBサイトにてコラムニストとして活躍。2016年に書籍出版。講談社等大手出版社の取材も多数。

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